「ヘアオイルってどんな使い方があるの?」
ヘアオイルは髪のダメージ予防になるだけでなく、スタイリング剤としても使うことができます。
今回は「ヘアオイルの使い方やつけるタイミングがいまいち分からない」という方へ、ヘアオイルの万能な使い道についてご紹介します。間違った付け方で髪がベタつかないよう、つけるときの注意点もあわせてお伝えするので参考にしてくださいね。
【ヘアオイルの基本の使い方】ダメージ予防・スタイリング剤
まず、ヘアオイルの基本的な使い方をはじめ、そのの効果や特徴を簡単にご紹介します。
ヘアオイルの役割は大きく2つあります。
ひとつ目の役割は、ドライヤーなどの熱ダメージから髪を守ることです。髪は熱ダメージを受けると乾燥が進み、髪内部の栄養素や水分が不足しやすくなります。ヘアオイルで熱ダメージを防ぐことで、髪が傷むのを避けることができます。
ふたつ目の役割は、スタイリング剤として使うことです。ヘアオイルを毛先に馴染ませるだけで、流行りのウェットスタイルを簡単に作れます。
このように、ダメージ予防やスタイリング剤として使うのが、ヘアオイルの大きな役割となります。
こんなときはヘアオイルの出番!シチュエーション別の使い方
1日の中でどんなタイミングでヘアオイルを使えばいいのか、具体的なシチュエーションを4つご紹介します。
ヘアオイルの使い方①【朝】ヘアセットに使う
ヘアオイルは毎朝のスタイリングで使うことができます。オイルならではの、しっとりとしたツヤと濡れ感を出すことができますよ。
ヘアセットのキープ力を上げるために、ワックスと混ぜて使うのもおすすめです。さらに、コテやアイロンの後につけると、髪のパサつきを抑えられます。
ヘアオイルの使い方②【雨の日】湿気で広がる髪をまとめる
雨の日など湿気が多いときは、ヘアオイルでするんとまとまる髪を作りましょう。ヘアオイルは保湿効果が高いので、髪の広がりを抑えてまとまりやすくなります。
雨の日はつい避けてしまうストレートヘアーも、オイルの効果で仕上がりに違いが出ますよ。
ヘアオイルの使い方③【入浴】プレトリートメントオイルとして使う
ヘアオイルを、シャンプー前のプレトリートメントオイルとして使うのもおすすめです。プレトリートメントオイルとは、シャンプー前におこなう頭皮のトリートメントです。
ヘアオイルで頭皮をマッサージすると、毛穴の汚れを落としながら皮脂量を適切に調整してくれます。毛穴の汚れをしっかり落としてからシャンプーした方が、シャンプーの効果も高くなりますよ。
髪が細くてボリュームの無い人や、頭皮が乾燥している人におすすめの使い方です。
ヘアオイルの使い方④【夜】ドライヤーの熱ダメージを予防する
ドライヤーをする前に、ヘアオイルをつけて熱ダメージから髪を守りましょう。髪の毛は濡れているときキューティクルが開いており、外部からの刺激を受けやすくなっています。
濡れた髪を乾かすためのドライヤーも、髪を熱することでダメージに繋がります。熱ダメージを軽減させるためにも、ドライヤー前はヘアオイルをつけるのがおすすめです。
ヘアオイルを使うときの注意点
ヘアオイルを使うときは、髪がベタついて不潔な印象にならないよう気を付けなければいけません。ヘアオイルによるベタつきと、不潔な印象を避けるための注意点についてご紹介します。
髪の根元からつけない
ヘアオイルは髪の根元ではなく、毛先につけるようにしましょう。髪の生え際・根元にヘアオイルをつけてしまうと、ベタベタして髪を洗っていないような印象になります。
特にウェットスタイルをつくるときに、間違った付け方で失敗している方を見かけます。
ヘアオイルは毛先にのみつけるようにし、ボリュームが多い人は髪の内側からもつけるといい感じの仕上がりになりますよ!
髪の長さで付ける量を調節する
髪の長さに合わせて、ヘアオイルのつける量を調整しましょう。
ヘアオイルの目安量
- ショート 1~2プッシュ
- ミディアム 2~3プッシュ
- ロング 3~4プッシュ
つけすぎると髪がテカテカしたり、毛先の束感が強くなりすぎたりします。髪の長さと目安量を参考にしながら、ヘアオイルをつけてみてくださいね。
髪が細い・ボリュームが少ない人はヘアミルクもおすすめ
髪が細い人やボリュームが少ない人は、ヘアオイルよりもヘアミルクの方が使いやすい可能性があります。ヘアオイルは重めの質感となるため、髪質によっては濡れ感が出すぎてしまうのです。
濡れ感が出すぎると、髪がペタンとして貧相な印象になりかねません。ヘアミルクはヘアオイルほど重たくないので、使い方次第では髪が細い人でも軽やかな髪に仕上げることができます。
ヘアオイルの使い方をマスターしてツヤ髪に
今回は、ヘアオイルの具体的な使い方についてご紹介しました。
ヘアオイルは朝・日中・入浴中・夜など、さまざまなシチュエーションで使うことができます。ぜひヘアオイルでまとめ髪やツヤ髪を手軽に作ってみてくださいね。