リキッドやパウダーなど種類が豊富なファンデーションですが、どのように選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?それぞれのファンデーションの特徴が分かると、自分に合ったファンデーションを選びやすくなります。
今回は、ファンデーションの主要5種類のメリット・デメリットや、肌質別におすすめのファンデーションをご紹介します!
ファンデーションの種類別メリット・デメリット
ファンデーションにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、5種類のファンデーションの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
リキッドファンデーション
メリット | 保湿力がある
カバー力が高い ツヤ肌を作れる |
デメリット | ムラになりやすい
化粧直しに使いにくい |
リキッドファンデーションは、カバー力や保湿力などバランスが良く、年間を通して使えるくらい万能なファンデーションといえます。
ただし、液状なのでボトルに入っていることが多く、持ち運んで化粧直しに使うには少し不便といった点もあります。
パウダーファンデーション
メリット | 肌の皮脂を抑えてくれる
持ち運びしやすい 肌へ負担がかかりにくい |
デメリット | 乾燥しやすい
厚塗り感が出やすい |
リキッドファンデーションと並び、もっともポピュラーなのがパウダーファンデーションです。プレスト上のファンデーションがスポンジとセットのコンパクトになっていることが多く、手軽に使うことができます。
粉っぽさがあるので、余分な皮脂を吸着してメイクが崩れるのを防ぎます。
クリームファンデーション
メリット | 保湿力がある
カバー力が高い 肌にフィットして崩れにくい |
デメリット | 肌に負担がかかりやすい |
リキッドファンデーションよりもさらに水分・油分が多く、こってりとしたタイプのファンデーションです。保湿力が高いので秋冬などの乾燥した季節に活躍してくれます。
一方、カバー力が高い分肌への負担も大きいので肌荒れへの注意が必要です。
クッションファンデーション
メリット | 手を汚さずにリキッドファンデーションをつけれる
持ち運びしやすい ツヤ感を出せる |
デメリット | カバー力がリキッドファンデーションより劣る |
クッションスポンジに染み込んだリキッドファンデーションを、パフでつけるタイプのファンデーションです。リキッドファンデーションより指を汚さず手軽に塗ることができます。
カバー力は少し落ちますが、薄付きで美肌・ツヤ感を演出できるのが利点です。
ルースファンデーション
メリット | 肌に優しい
付け心地が軽い ナチュラル感がある |
デメリット | カバー力が低い |
粉状のファンデーションで、他のファンデーションよりもふんわりとした質感や、ナチュラルな印象を作ることができます。
ファンデーション後の仕上げに使う「ルースパウダー」と用途は別で、ルースファンデーションはルースパウダーよりもしっかりめに色が付きます。
肌質別ファンデーションの選び方
乾燥肌の人はリキッドorクリームファンデーション
保湿力が高いリキッドファンデーションは、乾燥肌の人におすすめです。液状タイプなので乾燥したお肌にも馴染みやすく、ファンデーションがカサカサになるのを防ぎやすくなります。
リキッドの保湿力が物足りない場合は、さらに潤いのあるクリームファンデーションを試してみましょう。密着力が高いので崩れにくく、粉っぽさも改善してくれます。美容液成分やミネラル成分のあるリキッドファンデーションを選べば、肌への負担も軽減できそうですね!
脂性(混合)肌の人はパウダーorルースファンデーション
混合肌・脂性肌でテカリが気になる方は、粉状のファンデーションを使うと皮脂を抑えやすくなります。粉状のファンデーションは油分が少なく、肌から分泌された余分な皮脂を吸収してくれます。化粧直しの際は、ルースファンデーションだと粉が舞ったりブラシが必要になったりするので、パウダーファンデーションの方が持ち運びには便利です。
テカリ以外にもシミや毛穴をしっかり隠したいときはパウダーファンデーション、休日やナチュラルメイクにしたいときはルースファンデーションと使い分けるといいかもしれません。
ファンデーションの色選びは慎重に!
自分の肌に合っていない色を使うと、顔が浮いてしまい不自然なうえ、老けて見えやすくなります。ファンデーションの色が肌色に合っているかを見るには、テスターを手の甲に塗り広げ、顔の横に手を並べて鏡で確認してみましょう。
自分で選ぶのが難しいときは、化粧品メーカーの美容部員さんに相談しながら決めるのもおすすめです。美容部員さんから購入するファンデーションは少しお値段が張りますが、その分的確なアドバイスをもらえますよ。
ファンデーションの種類を理解して選ぼう
今回は、ファンデーションの種類別の特徴や、肌質別のファンデーションの選び方などをご紹介しました。ファンデーションは種類ごとに、保湿力・カバー力・ツヤ感・ナチュラル感などさまざまな違いがあります。
ベースメイクの要となる部分ですので、自分の肌質に合ったものや改善したい悩みに合わせて選ぶことが大切です。自分に合ったファンデーションをしっかり見極めて、なりたい肌に近付きましょう!