夏のファッションアイテムのひとつ、それはお洒落なサンダルです。でも、足裏に角質が溜まっていると、それだけでサンダルファッションが台無しになってしまいますよね?こちらの記事では、きれいな足裏になれるおすすめケア方法をご紹介していますので、かかとをはじめとする足裏の角質でお困りの方はぜひ、参考にしてくださいね。
足裏の角質は侮れない!こんなトラブルに要注意!
足裏に角質が溜まっていると、それだけで見た目があまり美しくないという問題が生じます。もちろん、パンプスやスニーカーなどを履いている状態なら足裏が人目に触れることはありませんが、サンダルを履くとなると、また話は別です。
では、足裏に角質が溜まるとどのようなトラブルが起こりやすくなるのでしょうか。
かかとのひび割れでストッキングが…
足裏の角質で多いトラブル、それはかかとのひび割れのせいでストッキングが伝線したり破れたりするトラブルです。
かかとの皮脂線は他の部位よりも少なく、ただでさえ乾燥しやすいという特徴があります。
そこへ角質がどんどん溜まるとさらに乾燥しやすくなり、その結果ひび割れが起こることがあるのです。
ひび割れができると痛いですし、そこにストッキングの繊維が引っ掛かるとさらに痛い思いをしたり、ストッキングが破れたりするなどのトラブルが起こりやすくなります。
さらに、ひび割れから雑菌が侵入すると炎症などのトラブルが起こることもあるため、できるだけひび割れを作らないことが重要になってきます。
なんか臭い。これって角質のせい?
足裏に臭いが出る原因の多くは、汗と角質だといわれています。汗にはもともと臭いがないといわれていますが、剥がれた角質に汗が付着すると常在菌がどんどん増えて、それらが汗や角質を分解する際に臭いが発生することになります。
おすすめは角質ケア専用パック
適度な角質は足裏を守るためにも必要ですが、角質が溜まりすぎると上記のようなトラブルが起こりやすくなります。
では、できるだけ短期間で角質を取り除くおすすめの方法はどれなのでしょうか?
それはズバリ、パックを使用したケアです。
最近では、ドラッグストアやバラエティショップなどで履くタイプの角質ケアパックを見かけることが多くなったため、すでにご存じの方は多いかもしれませんね。
それではここで、角質ケア専用パックの特徴や注意点などについてご紹介します。
角質ケア専用パックとは
現在、何種類もの角質ケア専用パックが市販されていますが、その多くはピーリング作用があるグリコール酸やフルーツ酸などの成分が配合されています。
グリコール酸には角質層を軟らかくする作用があり、お肌につけて一定時間放置することで古い角質が剥がれやすい状態になります。
パックの使用方法はとても簡単で、成分入りの液体が入っている袋に足首から足先までを浸して、一定時間放置後に洗い流せばOKです。
なお、角質ケア専用パックは成分洗い流し後すぐに角質が剥がれるのではなく、数日後から数日間かけてゆっくりと角質が剥がれるという特徴があります。
角質ケア専用パックのメリット・デメリット
それではここで、角質ケア専用パックのメリットとデメリットついて触れておくことにしましょう。
角質ケア専用パックのメリット
角質ケア専用パックのいちばんのメリットは、ただ履いて洗い流すというお手軽さで実践できるという点にあります。
また、美容器具を使用するケアでは、ケアをしている間はそれだけに集中しなければなりませんが、角質素ケア専用パックならパック時間中に好きなことをして過ごせるというメリットもあります。
角質ケア専用パックのメリット
まず、即効性を期待できないというのがいちばんのデメリットでしょう。
また、パックを行った数日後からゆっくり角質層が剥がれてきますが、その際には足裏の角質が一斉に剥がれ始めるのではなく、部分的に剥がれてきます。
そのため、比較的早い段階で新しい角質が出現する部分とそうでない部分ができ、全体的にきれいな角質になるまでには数日間かかります。
なお、角質層が剥がれ始めると見た目があまり美しい状態ではなくなるため、素足を露出する機会がある方はパックを行うタイミングに注意する必要があるでしょう。
角質ケア専用パックはここに注意!
パック後数日が経過すると、足裏の一部の角質が浮き上がって破れたり剥がれたりします。そして、この状態になったら無理に剥がさず、自然に剥がれるのを待つ必要があります。
それは、無理に角質を剥がしてしまうと、本来であれば表皮に残るはずの角質まで剥がす可能性があり、それによって出血や怪我のリスクが高まるからです。
角質が少しずつ剥がれてくると一気に剥がしたくなるかもしれませんが、そこはじっと我慢、自然に任せてすべての角質が剥がれるまで待ちましょう。
そしてもうひとつ、角質ケア専用パックは、パッケージなどに使用頻度が明記されています。
使用頻度についてはあくまでも目安として捉えておく必要がありますが、目安となる使用頻度を無視して短期間中に続けてパックを行うと、角質を傷める原因になります。
製品を使用する前には必ず説明書きにしっかりと目を通し、使用頻度を守った上でケアを行いましょう。
重要・パッチテストの必要性について
国民生活センターによると、角質ケア専用パックを用いた皮膚のトラブルが発生しているとのことです。
初めて製品を使用する方や敏感肌の方は、いきなり製品を使用するのではなく、まずパッチテストを行ってください。
それによって皮膚に異常が現れた場合では、製品の使用を見合わせましょう。
参考:国民生活センター
きれいな角質づくりは毎日のケアから!
足裏の角質は、身体の他の部位よりも溜まりやすく、こまめにケアをしていないとゴワゴワやガサガサが目立ちます。
そして、このような状態の改善に役立つのが角質ケア専用パックなのですが、パックできれいな角質が出現したら、今度はなるべく角質が溜まらないようにケアすることも大切です。
スクラブでケア
バック後しばらくして角質が気になってきたら、そこで再度パックするのではなくスクラブで足裏ケアをしてみましょう。
スクラブケアは頻繁に行う必要がなく、週1回程度行っておけばある程度きれいな状態を保てます。
靴下&保湿でケア
上記でも触れていますが、特にかかとは皮脂線が少ない部分のため、油断していると乾燥からひび割れが起こることがあります。
これを避けるためには、角質を溜めないためのスクラブケアがおすすめなのですが、スクラブケアを行った足裏は一時的に乾燥することがあるため、保湿ケアが必要になります。
保湿ケアは保湿クリームでも良いのですが、皮膚への刺激が少なくて高い保湿力があるのは、ホホバオイルやオリーブオイルです。
保湿方法はいたって簡単、お風呂上りに擦りこむように塗っておけばOKです。
なお、そのままの状態では保湿作用が低くなる可能性がありますので、オイルを擦り込んだら角質ケアに対応した靴下を履いて皮膚を保護しておくことをおすすめします。
まとめ
足裏は体重がかかりやすいため、身体のどの部位よりも角質が溜まりやすいといわれています。そして、溜まった角質を放置していると、ゴワゴワ、ガサガサ、ひび割れといったトラブルが起こる可能性が高くなります。
そうならないためには日ごろからの足裏ケアが大切なのですが、溜まってしまった角質をひとまずきれいにオフするなら、角質ケア専用パックでのケアがおすすめです。
ただし、角質ケア専用パックの使用にはいくつかの注意点がありますので、これらをしっかりと守った上で正しくケアすることを心がけてくださいね。