ネイルを落としたのに爪に黄ばみが残っていたことはありませんか?マニキュアの色素沈着はそのままにしておくと、半年間ほど爪に残り続けるそうです。
そこで今回は、「爪の色素沈着を綺麗にしたい!」と悩んでいる方へ向けて、マニキュアの色素沈着を落とす方法や予防方法をご紹介します。お家にあるもので簡単に落とせる方法ばかりなので、綺麗な爪に戻すためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
色素沈着を削って落とす!即効性重視の方法
まずは、爪を削って色素を落とす『即効性のある落とし方』からご紹介します。
即効性のある方法は、基本的に次の3つです。
- もう一度除光液で落としてみる
- バッファーで爪の表面をやする
- 歯磨き粉で磨く
爪に付着している色素自体を削り落とす方法なので、「とにかくすぐ落としたい!」という方におすすめです。それでは、3つの方法について詳しくお伝えしていきます。
方法①もう一度除光液で落としてみる
即効性のあるひとつ目の方法は、もう一度ちゃんと除光液で落としてみることです。
「それをやったのに落ちないから困ってる!」と思われるかもしれませんが、色素沈着ではなくマニキュアの色がきちんと落ちていないだけの可能性があります。
除光液での落とし方
- 除光液をたっぷりコットンに染み込ませる
- 爪の上にコットンをのせ、ぎゅっぎゅっと何度か爪に押し当てる
- コットンの上から指先全体をアルミホイルで覆う
- 数分間放置したあと、コットンを爪に滑らせるようにスッと抜き取る
アルミホイルをコットンの上から巻くと、除光液が蒸発せず落としやすくなります。
色素沈着でない場合は、これだけで爪が綺麗になるはずです。
方法②バッファーで爪の表面をやする
ふたつ目の方法は、バッファーで爪の表面をやすることです。バッファーは爪の長さや形を整える爪やすりとは違い、爪の表面を磨いてツヤを出す役割があります。
色素沈着が奥まで浸透していなければ、バッファーで削ると色が落ちます。ただし、やりすぎると爪が薄くなるかもしれないので注意しましょう。
方法③歯磨き粉で磨く
即効性のある最後の方法は、歯磨き粉を使って爪を磨くことです。歯を磨く要領と同じように、歯ブラシに歯磨き粉をつけて優しく磨きましょう。
できれば毛のやわらかい歯ブラシの方が、指先の皮膚や爪にかかる負担が軽く済みます。歯磨き粉で磨く方法は効果が高いですが、爪を必要以上に傷つける可能性があるため注意が必要です。
爪を削りたくない!徐々に色素沈着を落とす方法
続いては、できるだけ爪を削らずに色素沈着を落とす方法を2つご紹介します。
- 重曹パックをおこなう
- レモン水に爪を浸ける
先に紹介した方法よりも即効性は低く、1回で綺麗になるというより数回に渡って続けることで徐々に薄くなる落とし方です。「できるだけ爪を傷つけたくない、薄くしたくない」という方におすすめの方法なので、詳しくお話していきます。
方法④重曹パックをおこなう
ペースト状にした重曹を使い、爪をパックすることで色素沈着を落とす方法です。
重曹パックのやり方
- 重曹大さじ1、オリーブオイル大さじ2をよく混ぜ合わせて重曹ペーストを作る
- 重曹ペーストを爪に塗って5分ほど置く
- 5分置いた後ハンドソープで手をよく洗う
重曹は家のお掃除でもよく使われるくらい、汚れを落とすのに最適な自然素材です。食用の重曹は体に害はありませんが、念のためあまり長時間肌に付けたままにしないよう気を付けましょう。
方法⑤レモン水に爪を浸ける
続いては、レモン水に爪を浸して色素沈着をやわらげる方法です。
レモン水での落とし方
- 小さじ4のぬるま湯にレモン果汁4滴程度を加えて、レモン水をつくる
- 爪が浸るようにレモン水に指を数分つける
- 指をつけた後は乾いた綿棒で爪を磨く
レモンで指先がピリピリする可能性があるので、こちらも長時間や頻繁におこなわないよう注意してくださいね。レモンに含まれるクエン酸が色素を薄める役割があるので、徐々に爪が綺麗になっていきます。
色素沈着を予防するには「ベースコート」を塗ろう
色素沈着を予防するためには、ベースコートを塗ることが大切です。ベースコートは、マニキュアの色が爪に染み込まないよう防ぐ役割があります。さらに、爪のでこぼこを滑らかにしてくれるので、マニキュアの仕上がりも綺麗になりますよ。
また、色素沈着しにくいマニキュアの色を選ぶのもおすすめです。色素沈着しやすいのは次のような色です。
- 赤
- 緑
- 黄色
- オレンジ
- ベージュ
- 黒などの濃い色
爪の根元や端など、ベースコートの塗り忘れがないように注意しましょう!
マニキュアの色素沈着を落として綺麗な爪へ
今回は、マニキュアの色素沈着を落とす方法や予防方法をお伝えしました。
爪の色素沈着を即効で落としたいなら『削る』、爪をなるべく傷つけずに落とすなら『パック・浸ける』というのがポイントです。色素沈着を予防するにはベースコートを塗ったり、色素沈着しにくいマニキュアの色を選んでみてくださいね。
黄ばみのない綺麗な爪でネイルを楽しみましょう!