メイクの仕上がりを格段に上げてくれるメイクブラシ。みなさん定期的にしっかりお手入れできていますか?
「そういえば購入してから洗ってないかも…」という方は要注意です。というのも、メイクブラシは洗わないと汚れがたまり、そのまま使用することで肌荒れを引き起こしてしまうこともあるんです。

そこで今回は、メイクブラシの正しい洗い方について徹底解説します。必要なアイテムやおすすめのメイクブラシクリーナーも合わせてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

汚れたままのメイクブラシを使っていると…

メイクブラシは定期的に洗わないと皮脂やコスメがそのまま残ってしまいます。そして冒頭にも書いたように、汚れたままのメイクブラシを使うとニキビ、シミなどの肌荒れの原因に
また、肌荒れ以外にも色が混ざって発色が悪くなってしまったり、塗り方にムラが出てしまったりなど多くのデメリットが考えられるんです。

みなさんのメイクブラシは大丈夫ですか?この機会に汚れを確認してみましょう。気づいていないだけで意外と目に見える汚れもあるかもしれません。

どのくらいの頻度で洗うべき?

メイクブラシはおおよそ月に1回の頻度でしっかり洗ってあげると良いでしょう。反対に、神経質になりすぎて毎日水やぬるま湯を使って洗うのはNGです。湿った状態が基本であると細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。また、洗いすぎは毛を傷める原因のひとつです。

次の項目で簡単な日々のお手入れ方法も合わせてご紹介します。基本的にはこの方法を行っていれば1ヶ月はしっかり清潔な状態を保つことができますよ。

普段から毎日のお手入れを習慣に

普段のお手入れはティッシュで軽くオフするだけでOK。それでも汚れが落ちていない気がした場合は、小さなコームでとかして汚れを払ってあげるとさらに良いでしょう。メイクブラシは乾かした状態を保ってくださいね。

買い替える時期はいつ?

長くて3年は使用できると言われているメイクブラシですが、基本的には消耗品です。
洗った後の使用感がチクチクしていたり、ブラシの先が広がってしまったり、「メイクノリが悪いな」と感じた場合は買い替え時と言えるでしょう。

メイクブラシを洗う方法

 

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ミニラのカラコンレポ(ナチュラル派)(@mi_minilla)がシェアした投稿 – 2019年11月月20日午前2時49分PST

メイクブラシを洗う前に、自分の筆の種類を確認しましょう。メイクブラシには人工毛と動物毛の2種類があり、それぞれ使用する洗浄液も異なります。この項目で併せて解説していきます。

必要なものを揃える

洗浄に必要なのは以下の通り。

・コーム
・ぬるま湯
・カップなどの容器
・動物毛であればメイクブラシクリーナー
・人工毛であれば中性洗剤
・タオル

メイクブラシクリーナーは皮膚に優しいタイプであれば洗顔石鹸や洗顔料でも代用可能です。ただ、メイクブラシクリーナーは非常に優しく汚れを落とすことができるアイテム。ブラシを長持ちさせるためにもぜひ購入してみてくださいね。
後半の項目でおすすめアイテムも紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

用意できたら洗おう!

 

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🍒 お も ち 🧸(@_shelliemay)がシェアした投稿 – 2020年 3月月23日午前12時03分PDT

【人工毛】-洗顔料や洗剤を使用する場合

1.まずコームでブラシをとかしティッシュでオフします。乾いた状態である程度汚れを落としておきましょう。

2.ぬるま湯でブラシを濡らしたら、洗剤をつけて手のひらの上でくるくると回します。泡立ってくるのと同時に汚れも浮いてくる様子が見えればOKです。

3.最後にぬるま湯で振りながら洗い、軽く水気を絞ったらタオルで拭き上げて終了です。乾かす際は、毛の部分になにも付着しないよう配慮しながら自然乾燥させます。

【動物毛】-メイクブラシクリーナーを使用する場合

1.クリーナーとぬるま湯をそれぞれカップに注ぎます。まずクリーナーの入ったカップにブラシを入れましょう。

2.くるくると回したり振ってみると汚れが浮き出てクリーナーが濁る様子が確認できるかと思います。

3.ぬるま湯の入ったコップに入れ、2と同様にくるくる回しながらすすぎ、汚れを落とします。何回かぬるま湯を変え、水が濁らなくなったらOKです。水気を拭き取って自然乾燥させましょう。

乾燥の際にドライヤーなどを使用すると、熱で毛の傷みが進行してしまいます。特に動物毛のメイクブラシを乾燥する際は絶対にやめましょう。仕上がりもチクチクとして、肌を傷つけてしまいます。

保管も清潔な状態を保って

せっかくきれいに洗浄しても、保管の際に毛が潰れてしまったり、けばけばした状態になってしまっては意味がありません。この項目で正しい保管方法を確認していきましょう。

普段はペンのように立てて保管

繊細なメイクブラシは、ポーチに入れっぱなしにしておくと他のコスメに押されて毛先が潰れてしまうこともあるんです。
そのため、家に置いておく際、ペンのように立てて保管するのがベスト。さらに、長く使用しない場合は蓋つきの入れ物に保管し、埃がつかないように注意してくださいね。

持ち運ぶ際は専用のケースに保管

持ち運ぶ際には開けるタイプの専用ケースがおすすめです。または、毛先にキャップをつけることができるアイテムもそのままメイクポーチに入れることができるのでおすすめです。

おすすめのメイクブラシクリーナー

ではこの項目でおすすめのメイクブラシクリーナーを見ていきましょう。刺激の少ない、肌にもブラシにも優しいアイテムも紹介しますので、敏感肌の方はぜひ試してみてください。

▼熊野筆リセッター(博雲堂)

 

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単なるクリーナーではない博雲堂の熊野筆リセッター。というのも、洗浄と合わせてブラシが本来もつふわふわとした毛質を蘇らせてくれるんです。さらにアルコールやエタノール、香料なども全て不使用!肌荒れに悩む方にはぜひ1度試して欲しいアイテムです。

▼メイクブラシクリーナー(Daiso)

 

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sacknowledge(@aortic2516)がシェアした投稿 – 2020年 4月月4日午前3時40分PDT

ダイソーのメイクブラシクリーナーの洗浄力の高さは口コミでも非常に話題です。ただ、 天然毛などのメイクブラシへの使用は避けたほうが良いでしょう。洗浄力に特化したクリーナーでの洗浄は、天然毛ならではの軽い質感を失ってしまう可能性も。

▼メイクブラシクリーナー(stylepro)

 

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stylpro.jp(@stylpro.jp)がシェアした投稿 – 2019年 5月月14日午前6時21分PDT

Styleproとは、環境にも優しい英国生まれのコスメブランドです。メイクブラシクリーナーはヴィーガン認定を受け、3種類のオイルを配合したこだわりのアイテム。毛を守りながらの洗浄で、洗い上がりがしっとりと仕上がるのが特徴です。

▼ブラシクレンザー(mac)

 

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M・A・C Cosmetics Japan(@maccosmeticsjapan)がシェアした投稿 – 2018年 1月月30日午前3時59分PST

汚れだけでなく、ブラシの臭いや菌まで落としてくれるmacのブラシクレンザー。洗浄方法は液体を直接ブラシにつけ、そのままティッシュやタオルでオフするだけの簡単2ステップ。速乾性もあるので、忙しい方にもおすすめのアイテムです。

メイクブラシは常に清潔に保とう

 

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jurk / ユルク stylist / YOU(@jurk_you)がシェアした投稿 – 2020年 4月月24日午前5時20分PDT

メイクブラシの状態はメイクの仕上がりを左右する非常に大切なポイント。月に1回のしっかり洗浄で常に清潔な状態を保ってあげましょう。

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