ノンシリコンシャンプーとは?メリットやデメリットも徹底解説

  • 2020年4月28日
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ここ数年でよく耳にするようになった『ノンシリコン』という種類のシャンプー。主にナチュラル志向の方に好まれ、髪の毛を本来のしなやかな状態へと導いてくれる自然派のシャンプーです。
しかし、「ノンシリコンシャンプーって何が良いんだろう?」「シリコンって体によくないの?」このような疑問や不安を持った方もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、ノンシリコンシャンプーとは一体なんなのか、そしてノンシリコンシャンプーを使うメリットやその特徴を徹底解説していきます。

ノンシリコンシャンプーとは?

ノンシリコンシャンプーとは、その名の通りシリコンを含まないシャンプーのことを言います。「ネットや専用の店舗でしか買えないのかな?」と感じた方もいるかと思いますが、今やノンシリコンシャンプーはかなり身近な存在になり、薬局で気軽に買うことができるんです。

まずこの項目では、シリコンとは何なのかを知り、薬局やネットで買う際のノンシリコンシャンプーの見分け方を解説していきます。

シリコンとは?

シリコンとは、いわゆる髪の毛の人工コーティング剤です。髪の毛の指通りをよくしてくれたり、キューティクルを保護してくれたりする役割があります。
人体への負担は少なく安全性も保障されているという理由から、シャンプーやコンディショナーのみならずファンデーションや身近な食品にも使われています。

シリコンは体に悪いという噂は本当?

シリコンになぜネガティブなイメージがあるのかというと、人体よりも環境に悪い影響を与えるという事実があるためです。シリコンは完全化学物質ですから、微生物の力ではその全てを分解することができません。そして、その状態の水が海に放流されると海の生き物の生活を害してしまうのです。
このような理由から、「環境に負担をかけたくない」と感じた人たちがノンシリコンシャンプーに切り替えるということはよくあります。

また、一部の科学者によると「キューティクルと一緒に汚れもコーティングされてしまうため、毛穴がつまりかゆみやニキビの原因になる」という話も。ただこれらに関しては真相がまだはっきりしておらず、グレーな状態なので=悪いイメージに結びついてしまっているようです。

ノンシリコンシャンプーの見分け方

シリコンシャンプーと言っても、成分表にはっきりシリコンと記されている訳ではありません。具体的に、次の成分はシリコンのことを指しています。ノンシリコンシャンプーを選ぶ際は以下の成分が含まれていないものを選びましょう。

・ジメチコン
・シクロメチコン
・シロキシ
・メチコン

ノンシリコンシャンプーの特徴

ではこの項目ではノンシリコンシャンプーの特徴を解説していきます。メリットやデメリットを知った上で、現状の自分の髪に最適なシャンプーを選んでみてくださいね。

ノンシリコンシャンプーのメリット

頭皮や髪を本来の状態に近づける

通常のシャンプーは、洗い終わった後もシリコンによって頭皮や髪が覆われている状態です。また、冒頭にも書いたように、ずっとシリコンが毛穴の隙間に入った状態であるとフケやかゆみの原因となってしまうとも言われています。
その一方でノンシリコンシャンプーは、頭皮や髪に余計な成分が付着しないため地肌を本来の状態に保つことができます。本来の地肌の状態を保っていることで、毛穴からの水分補給も十分に行われます。

▼スカルプ&ヘア(THREE)

THREEのノンシリコンシャンプーは悩み別に「バランスケア」「ダメージケア」「ハリ・コシ」の中から自分にぴったりなものを選べる仕様になっています。日によって使い分けてみるのも良いですね。

スッキリとした洗い上がり

ノンシリコンシャンプーには、通常のシャンプーよりも洗い上がりがスッキリしているという特徴があります。というのも、シリコンにはとろみ成分が含まれており、洗い上がりをしっとりさせる働きを持っているのです。
そのため、頭皮のベタつきや脂性肌で生え際にニキビができやすくて悩んでいる方は、シリコンシャンプーが原因のことも。

ノンシリコンシャンプーを使うことで髪の毛がベタつかず、ふわっと仕上げることができるのはもちろん、スッキリとした洗い上がりを実現することができます。

パーマやカラーが長持ちする

何もコーティングしていない状態の髪の毛はパーマやカラー成分が染み込みやすく、長持ちする傾向にあります。実際にこれはヘアサロンでも取り入れられている方法で、カラーの前にノンシリコンシャンプーで髪の毛を洗うことでその効果をアップさせているのです。

日頃から「パーマやカラーがかかりにくい」と感じている方は、当日までノンシリコンシャンプーに切り替えるなど、さまざまな対策ができそうです。

ノンシリコンシャンプーのデメリット

髪がきしむ

ノンシリコンシャンプーの最大のデメリットが髪がきしむということ。髪がキュッキュッと鳴って、指通りも悪く感じます。「コーティングされていない髪の状態はこんなにツヤもないんだ…」と、ショックに感じることもあるでしょう。

▼ノンシリコンシャンプーと髪がきしむ関係について、こちらの記事でより詳しく解説しています。その対策方法も記載しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

熱によるダメージを受けやすくなる

コーティングがない素の状態のままヘアアイロンやドライヤーの熱を浴び続けると、髪に大きなダメージを与えてしまいます。

このようなデメリットには、洗い流さないトリートメントを毛先につけたりドライヤーの温度をクールにしたりなど、さまざまな工夫が必要です。また、髪の毛を熱い状態に保たないためにも、ドライヤーやアイロンの後は最後に冷たい風を髪全体に浴びると◎

ヘアダメージが悪化する恐れも

熱によるダメージと合わせて、パーマやカラーを頻繁に行うことでヘアダメージが悪化してしまう可能性もあります。髪のきしみや毛先のパサパサにはヘアオイルを優しく馴染ませるなど、スタイリングの際の一工夫が大切です。

泡立ちが悪いのはなぜ?

ノンシリコンシャンプーやオーガニックシャンプーは泡立ちが悪いとされがちですが、厳密にいうと、シリコンはシャンプーの泡立ちに関係していません。シャンプーの泡立ちや洗浄力に関わっているのは、界面活性剤という成分。これらをいくつか組み合わせて、泡立ちの度合いを決めています。

そして、アルコール系の界面活性剤は肌への刺激が強く、基本的に体内にあまり取り入れないほうが良いとされています。ノンシリコンシャンプーの製品はナチュラルにこだわったものが多いため、この界面活性剤の配合が一般的なシャンプーよりも圧倒的に少ないのです。

泡立ちを良くする方法

ノンシリコンシャンプーを使用している際に泡立ちの悪さを感じたら、以下のポイントを抑えて髪を洗ってみましょう。

・ぬるま湯で髪全体&頭皮を満遍なく良く濡らす
・時間をかけてしっかりお湯だけで洗う
・水分と空気を1;1で混ぜるイメージで洗い上げる

それでも泡立ちが足りないと感じたら、泡立てネットなどである程度泡を作ってから髪につけるのがおすすめです。
▼リファイニングスカルプシャンプー(レベナオーガニック)

レベナオーガニックのシャンプーは、洗い上がりのしっとり感と十分な泡立ちが口コミでも話題。ノンシリコンの他に、石油系界面活性剤や合成着色料などもフリーで、敏感肌の方も安心して使うことができますよ◎

ノンシリコンシャンプーはこんな人に向いている!

これまでの項目で紹介したノンシリコンシャンプーの特徴から、ノンシリコンシャンプーは以下のような人におすすめです。

・髪の毛がペタッとしていてボリュームが出ない
・かゆみやフケに悩まされている
・パーマやカラーが長持ちしない
・数週間後にパーマやカラーをする予定がある

反対に、髪のダメージが気になる方や指通りが悪いと感じる方にノンシリコンシャンプーはあまりおすすめできません。それでも肌への刺激を懸念するのであれば、アルコール系ではない界面活性剤が少量配合されたものなどから始めてみましょう。

ノンシリコンシャンプーであなた本来の髪へ

ノンシリコンシャンプーは、あなたの髪や頭皮を本来の状態へと戻すことができるシャンプーであることがわかりました。さらに、日々使い続けることで髪本来のツヤやしなやかさを取り戻してくれるはず。

ただ、日々使っている中で「なんだか合わないな」と感じたら、すぐに通常のシャンプーに戻しましょう。シャンプーだけでなく、その都度自分の体と向き合って最適なアイテムを選ぶことが大切です。