オーガニックと聞くと、「なんか体に良さそう」「健康意識が高い人が使ってそう」というイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。

「よく分からないけど良さそうだから使ってみる(食べてみる)」というのもいいですが、オーガニックを詳しく知ると食材選び・化粧品選びが変わってくるかもしれません。

今回は、まずオーガニックとは何なのか、そして無添加との違いや購入のときに気を付けることなどをご紹介します。

オーガニックとは?

オーガニックとは、農薬や化学肥料にできるだけ頼らず、自然素材を利用する育て方です。自然素材の利用は環境や人体への害が少なくなり、「有機」もオーガニックと同じ意味を持っています。

オーガニックの育て方の具体例としては、以下のようになります。

  1. 家畜のフンを堆肥として使う
  2. フン堆肥で農産物(米)を栽培する
  3. 稲わらを家畜の飼料として使う
  4. 飼料(稲わら)で家畜を育てる
  5. 最初に戻る

このように、化学肥料に頼らず農産物・畜産物を育て、環境や人体への影響を配慮しているのがオーガニックです。

オーガニックは安全性が高い

オーガニックの良さは、安全性の高さにあります。オーガニックは、農薬や化学肥料による化学的危害リスクが比較的低いです。
たとえば、農薬は害虫などを防ぐために利用されるものですが、人に対して毒となる可能性があります。
そのため、農薬を可能な限り使わないオーガニックは、一般的な食材よりも安全といえます。

オーガニック化粧品・無添加化粧品の違いは?

“オーガニック化粧品”・“無添加化粧品”は似たような雰囲気を感じますが、この2つは何が違うのでしょうか。実は化粧品に関して言えば、オーガニック・無添加のどちらも国から明確に定められたルールはありません。
ですが、一般的にはオーガニック・無添加には以下のような違いがあるとされています。

オーガニック化粧品とは?

オーガニック化粧品は、化学物質に頼らず有機栽培で育てられた植物が主成分となる化粧品です。自然派(ナチュラル)化粧品と同じ意味で使われることが多い印象です。主成分となる植物に化学物質があまり含まれていないので、肌に優しいと考えられています。

ただし、オーガニック化粧品だからといって化学物質がゼロという意味ではありません。主成分となる植物には使われていなくても、化粧品の製造過程で含まれている場合もあります。どうしても化学物質が気になる方は、化粧品の成分表などを確認してから購入する方がいいかもしれません。

無添加とは?

無添加化粧品は、合成成分や添加物が入っていないことを指しています。添加物とは防腐剤や着色料などのことです。無添加化粧品として販売する場合は、具体的に何が含まれていないのか表記するのが望ましいとされています。

例えば、無添加化粧品で有名な『ファンケル(FANCL)』では、以下の添加物を不使用と明記しています。

(引用;ファンケル(FANCL)無添加化粧品へのこだわり

無添加化粧品を選ぶときは、「何が不使用なのか」をチェックしてから購入するのがおすすめです。

オーガニック食材は「有機JASマーク」が目印

(参照:農林水産省「有機食品の検査認証制度」)

日本のオーガニック食材には「有機JASマーク」という認証マークが付いています。有機JASマークは、農林水産省が定めるJAS法に基づき生産された、有機食品にのみ表示が許されたマークです。

有機JASマークは太陽・雲・植物をテーマにした緑色のマークで、有機JASマークが付いていない農産物に“オーガニック”や“有機”と表示することは禁止されています。

化粧品には国が定めるオーガニック認証マークはない

オーガニック食材とは違い、オーガニック化粧品には国に定めれらた認証マークはありません
そのため、オーガニック化粧品はメーカー独自の基準を設けるか、各国にあるオーガニック認定機関などで定められた認証マークを使用しています。

オーガニックの認定基準は各団体により異なりますが、いずれも厳しい審査となることが多いようです。主な団体のオーガニック認定マークについては、下記のサイトから確認してみてください。

コスメキッチン「オーガニック認証について

まとめ

今回は、オーガニックとは何なのか、無添加化粧品とオーガニック化粧品の違いは何か、選ぶ基準はあるのかなどを解説しました。

まとめると、以下のようになります。

 

 

オーガニックを詳しく知ると、「体に優しい」というイメージがさらに具体的になったのではないでしょうか?ぜひ今回得た知識をオーガニック製品を選ぶときの参考にしてみてくださいね。