寒い季節になると、冷えにより体のあちこちに不調が出始めます。そこで「寒いのが苦手な方」や「冷え性に悩まされている方」へおすすめしたいのが『温活』です。

温活で体をポカポカに温めれば、いつもより快適な秋冬を過ごせるかもしれません。今回は、体が温まると話題の温活方法を7つご紹介していきます!

温活すると、冷えからくる体の不調を防げる

温活とは、体のさまざまな不調を防ぐために体温を高めることです。体温が低いと次のような不調が現れやすくなります。

このような不調は、低体温により免疫力が下がったり血行不良になったりすることが原因といわれています。そのため、温活で体の冷えを改善することは体の不調を防ぐことにつながるのです。

体が温まる『温活』の方法7つ

温活にはさまざまなやり方がありますが、この記事では普段の生活に取り入れやすい方法を7つご紹介します。基本的には、体のとある部位を温めたり、体を温める食材を食べたりする簡単な方法です。

それでは詳しく解説していきます。

温活①3つの“首”を温める

ひとつ目の方法は、首・手首・足首の3つの“首”を温めることです。首・手首・足首には血管が集まっているため、温めることで血流が良くなり血行促進につながります。

3つの首を温めるには、タートルネックの服や手袋を身に着けたり、厚手のタイツを履いたりするといいでしょう。就寝中は血流が悪くならないよう、靴下ではなくレッグウォーマーなど締め付けのないものがおすすめです。

血行が促進されると、体のすみずみまで温かさが巡りますよ。

温活②白湯にシナモンや生姜を入れる

体の中から温めるために、シナモンや生姜をいれた白湯(さゆ)を飲むのがおすすめです。冷たい飲み物ばかり飲んでいると内臓が冷え、血流が悪くなります。

シナモンなどを入れずに白湯を飲んでも一時的に温まりますが、スパイスを入れるとさらに温かさが長持ちしますよ。寒い季節は水分補給が疎かになるので、体内から温めるために意識してスパイス入り白湯を飲みましょう。

温活③腹巻で内臓冷えを防ぐ

冷え性の一種である『内臓冷え』を防ぐために、腹巻でお腹を温めましょう。内臓冷えになると、お腹を下しやすくなったり食欲不振につながります。食欲がないと栄養不足になりやすいので、他の不調まで招いてしまうかもしれません。

また、内臓冷えは手足が温かいこともあるので、冷え性の自覚がないことも多いそうです。腹巻はいつでもお腹を温められるアイテムなので、ぜひ活用していきましょう。

温活④よもぎ蒸しをおこなう

よもぎ蒸しとは、よもぎを蒸したスチームを膣から取り込む民間療法のことです。よもぎは食物繊維が豊富で、栄養価の高いハーブとして知られています。

特に、冷えの改善生理痛の緩和など婦人科系疾患に効果的とされており、近年注目されているんですよ。よもぎ蒸しは自宅用の専用イスセットなども販売されていますが、よもぎ蒸しサロンなどの専門エステでおこなう方が手軽です。

よもぎ蒸しサロンのお値段の相場は、約3,000円~約6,000とされています。

温活⑤根菜類を食べる

体を温めるための食材として、根菜類を食べるのがおすすめです。根菜類は水分が比較的少なく、体を温める野菜といわれています。さらに、ビタミンやミネラルを豊富に含む根菜も多いので、栄養面もバッチリです。

かぼちゃ・大根・にんじん・かぶ・ごぼうなどの根菜類は、秋冬の料理によく登場する印象がありますよね。

逆に、夏野菜と呼ばれるトマト・ナス・きゅうりなどは体を冷やす野菜といわれています。寒い季節に食べるなら、栄養も摂れる根菜類で体を温めましょう。

温活⑥カフェインレスの飲み物に変える

デカフェやノンカフェインなど、カフェインの摂取を減らすと体が温まります。カフェインはたくさん摂りすぎると、血行不良につながるとされています。血行不良は体が冷える原因のひとつなので、カフェインを控えると冷えの改善を期待できます。

コーヒーや緑茶などを1日に何杯も飲む方や寝る前に飲む方は、デカフェやノンカフェインに切り替えてみましょう。1日1杯しかカフェイン飲料を飲まない場合はそこまで大きな違いにはなりませんが、手軽に試せる温活の方法となっています。

温活⑦ストレッチや軽い運動で体を動かす

ストレッチや軽い運動で体を動かすのも、温活のひとつです。筋肉を使うと、体内ではエネルギー消費のために熱が生まれます普段運動をしていない方は代謝が低いことが多く、体は冷えやすく痩せにくい体質になっています。寒い季節は外出の機会が減り、運動量も下がってしまうので、意識して体を動かすようにしましょう。

体の冷えは温活でポカポカにしよう

今回は、体が温まると話題の温活方法を7つご紹介しました。体の冷えを改善すれば、寒い季節の体調不良をなくせるかもしれません。

温活は、3つの首を温めたり根菜を食べたりするなど、身近なところから始めることができます。温活で冷えを撃退して、ポカポカ温かい毎日を過ごしましょう!