思春期だけでなく大人にになってもたま〜にできてしまうTゾーンのニキビ・・・。
大人になってニキビができると治りにくいので、できればニキビを防ぎたいところですよね。
そこで、Tゾーンニキビに悩んでいる大人女子に向けて、その原因や普段の生活での見直しポイントなどを紹介していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
Tゾーンにできているニキビがどのタイプかチェックしてみよう!
「Tゾーンにニキビができた」
「Tゾーンのニキビが治らない!」
と現在Tゾーンのニキビに悩んでいる方がこの記事にたどり着いているかと思います。
ニキビには白ニキビや赤ニキビ、黒ニキビや膿が生じているニキビなど、一口にニキビといっても種類はさまざま。
そこで、Tゾーンニキビにお悩みのあなたは、どのタイプのニキビに悩まされているかをチェックしてみましょう!
白ニキビの特徴
- 古い皮脂やタンパク質が毛穴に詰まることで起こるニキビ
- 白色や乳白色に見える
- ポツポツとした小さな点に見えやすい
白ニキビは、ニキビの初期段階であり、別名、面皰(めんぽう/コメド)と呼ばれるポツポツとしたニキビ。毛穴に古い皮脂やタンパク質が詰まり、溜まることで白い盛り上がりになります。
薄い被膜で覆われていて表面はまだ閉じている状態で、白色や乳白色に見えるのが特徴です。
黒ニキビの特徴
- 白ニキビの進行したバージョンのニキビ
- 白ニキビの古い角質などが酸化することで黒っぽく見える
黒ニキビは白ニキビが少し進行し、古い皮脂が酸化して黒ずんだ状態のニキビを指します。
古い皮脂やタンパク質で盛り上がった部分に穴が開くことでニキビの被膜が開きます。すると、その開いた部分が空気にさらされることで古い皮脂などが酸化し、黒っぽく変色してしまうのです。
赤ニキビの特徴
- 白ニキビや黒ニキビをが進行した炎症の起こっているニキビ
- ニキビの周りが赤く腫れ上がった状態
- 放置すると膿ニキビやニキビ跡になるので要注意
赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビが更に進行、悪化し炎症を起こしているタイプのニキビです。毛穴内のアクネ菌が増えると、白血球がアクネ菌を攻撃するため、炎症が起こるのです。
見た目は、ニキビの周りが赤く腫れ上がった状態に見えます。
そのまま放置すると、膿を持つ膿ニキビなどに進行したり、炎症組織がニキビ跡として残ることがあるので要注意です。
膿ニキビの特徴
- 炎症が酷くなり、化膿したニキビ
- ニキビの中央に黄白色の膿が溜まっている
膿ニキビは、炎症を起こしている状態の赤ニキビが更に悪化することで、黄色い膿が溜まった状態のニキビのことを指します。別名、黄ニキビとも呼ばれます。
化膿する前にニキビを治すことが大切です。
Tゾーンニキビの原因は?
ニキビができる条件の基本として、
- 毛穴の汚れや詰まり
- アクネ菌の増殖
上記の2つが原因とされています。
剥がれた角質が毛穴を塞いで、詰まった皮脂にアクネ菌が増殖するため、ニキビができてしまいます。
ですので皮脂分泌が多く、毛穴がつまりやすいTゾーンは、ニキビができやすい条件が揃っているのです。
更にTゾーンにできるニキビは、古い皮脂などによる炎症が起こりやすいため、痛みや赤みを帯びやすくなっており、赤ニキビや膿ニキビに進行しやすい環境なのです。
Tゾーンニキビができないように見直すポイント
Tゾーンにニキビを作らないために普段から見直すことのできるポイントについて解説していきます。
これから解説する見直しポイントは、習慣化させることも大切です。ですので、できることから少しずつ始めてその環境に慣れていくようにしましょう。
規則正しい生活をしよう!
寝る前3〜4時間前に食事を取るのは避けましょう。また睡眠を十分に取ることで、肌の新陳代謝が正常に働く環境を作りやすくなります。
ですので夜はしっかり寝て、朝はきっちり起きて、日中に適度な運動を行うことで、ニキビができにくい習慣を作ることができます。
栄養バランスに気をつけた食生活をしよう!
ニキビをできにくくするには、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
- お菓子や脂肪分の多い揚げ物などの食事は控える
- 過剰な飲酒をしない
- パスタやパン、など炭水化物ばかりを取らずにビタミンやミネラルも摂取する
- 皮膚の再生能力に関わる良質なタンパク質やコラーゲンを意識的にとる
普段の食事で上記のことを心がけるようにしましょう。
食生活を一度にすべて変えるのは難しいので、ストレスになりすぎない範囲で行うようにするのも習慣にするためには大切なポイントです。
便秘の改善を試みよう!
ニキビをできにくくするには、便通を良くすることが非常に大切になります。
通常、便を出すことで毒素も一緒に排出します。
ですので、便秘の状態ですと毒素が身体に溜まった状態になり、さらに大切な栄養素の吸収が妨げられてしまうのです。
ですので、
- 海藻類や食物繊維を摂取する
- 水分を一日1.5リットルをこまめに飲む
- 適度な運動をする
- ストレスをためすぎない
といったことに気をつけるようにしましょう。
また、決まった時間にトイレに行く習慣をつけることによっても便が出やすくなります。
スキンケアを見直そう!
- 洗い過ぎに気をつける
- 油分を抑えて保湿をしっかりと行う
- ニキビを潰さない
- 摩擦を与えない
- 朝もきちんと洗顔をする
以上のことに気をつけるようにしましょう。
ニキビができている肌をゴシゴシと擦りながら洗うことで必要な潤いまで洗い流してしまっている他、摩擦による刺激でニキビが悪化しやすい状態に。
また、朝に洗顔を行うというのもニキビに悩んでいる人が行うべきポイントです。
しかし、洗い過ぎも乾燥によるニキビの原因になるので、油分の気になるTゾーンにのみ洗顔するなど調節が必要です。
過剰な皮脂分泌が起こる原因の一つとして肌の水分不足も考えられるので、朝の洗顔後にもスキンケアを気をつけるべき。
そこで、肌の水分をしっかりと与えるように水分を補えるタイプの化粧水などを使うと良いでしょう。
化粧品にも気をつけてみよう!
- 化粧品を清潔に保つ
- 油性の化粧品を避ける
このようなことも大切です。
メイクする際にするパフなどは雑菌が繁殖しやすいので、パフやブラシなどはこまめに洗うことを心がけましょう。
さらTゾーンのニキビに悩んでいる人は、皮脂分泌である可能性が高いので、油性の化粧品を避けることも大切です。
Tゾーンのニキビに悩んでいる場合、リキッドファンデーションやクリームファンデーションは使用せず、パウダーファンデーションを使用するようにしましょう。
さらに「アラを隠したいから・・・」とつい、メイクを厚塗りしがちですが、薄化粧もニキビができにくくするためには見直したいポイントの一つです。
洗う順番を見直してみよう!
入浴の際に洗う順番を見直すことも大切な見直しポイントの一つです。
シャンプーやリンスが肌に残ることでニキビの原因になります。ですので、シャンプーやリンスが残らないように髪を洗ってから洗顔をするようにしましょう。
Tゾーンのニキビは防ぐことができる!
普段の生活を見直すことで、Tゾーンのニキビをできにくくすることは可能です。
大人になるとニキビは治りにくいので、普段から気をつけることができることは実践していきましょうね!