普段のメイクにブラシは使っていますか?「付属のチップや指で十分な気がする」と思っている皆さん、メイクブラシを使ってメイクをすることでいつものメイクがより魅力的な仕上がりになるんですよ。

そこで今回は、メイクブラシの使い方をパーツごとに詳しく解説していきます。「もっとメイク上手になりたい!」「なんだかメイクが定まらない」と悩む方はぜひ本記事を参考にしてみてください。メイクブラシを使いこなすことでプロの仕上がりも叶えることができますよ。

なぜメイクブラシを使うべき?

 

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伊藤 史織 カットモデルさん募集中🌿(@_shiori_ito)がシェアした投稿 – 2020年 3月月10日午前7時34分PDT

メイクブラシを使うことで以下のようなメリットがあるんです。

・各コスメが肌にしっかりと密着するのでメイクが崩れにくくなる
・細部までムラなく塗ることができるので仕上がりがきれい
・摩擦などが少なく肌への負担もかからない

ここ最近のコスメにはチップなどが付いていることも多いので、メイクブラシを購入するのは後回しになってしまいがちですよね。
しかしメイクブラシはまさに、「メイクがうまくいかない!」と悩む方にこそ使って欲しいアイテム。ちょっとしたコツを抑えれば誰でも簡単にメイクが上達しますよ。

メイクブラシの使い方をパーツごとに解説

 

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Ami(@aaaamiiii_12)がシェアした投稿 – 2020年 2月月5日午後6時54分PST

では、メイクブラシの使い方をパーツごとに解説していきます。
しかし、使い方といっても非常に簡単で、基本的には適量を筆に含ませ肌に優しくのせるの2ステップ。この項目では、基本と合わせて抑えるべきポイントを一緒に確認していきましょう。

▼初心者がまず揃えるべきメイクブラシや種類&選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。合わせて確認してみてください。

ベースメイクでのブラシの使い方

ベースメイクをメイクブラシでつけることでムラなく均一にファンデーションを広げることができます。特に、ファンデーションが均一であると顔の凹凸をカバーでき、自然なカバー力もアップ。
その他ハイライトやチークも肌へとぴったり密着し、肌の内側から見える血色感やツヤ感を演出してくれます。

パウダーファンデーションブラシ

ファンデーションは、メイクの崩れやすい口と目の周りを薄づきにするのがポイント。さらに以下の工程を抑えながら塗ってみましょう。

1.ファンデーションの粉を筆に含ませる

くるくると優しく回しながら、適量を含ませましょう。取り過ぎてしまったらティッシュで軽くオフすればOKです。さらに、顔の前に手の甲でもう一度くるくるとなじませて筆の内側にも粉が行き渡るようにします。

2.まず頬から塗っていく

目の下から外側の頬骨に向かってブラシを滑らせていきます。徐々に下へとずらし、頬を塗り終えたら反対側も同じように塗っていきます。まぶたは目を閉じてさっと滑らせるだけでOK。

3.額から他の部分へ
額は眉間を中心にして外側へ広げていきます。左右同じように繰り返したらその流れで眉間から鼻筋も塗っていきます。小鼻の周りはブラシの角を使ってくるくるとなじませ、毛穴を埋めるようなイメージで塗るときれいに仕上がりますよ。

リキッドファンデーションブラシ

 

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encantar(@encantar.shop)がシェアした投稿 – 2019年 9月月24日午後8時37分PDT

ファンデーションブラシには丸いタイプと平たいタイプがあります。パウダーファンデーションはどちらでも仕上がりに違いはありませんが、リキッドファンデーションには平たいタイプがおすすめ。

手の甲に豆粒くらいの大きさのリキッドをだして、少しずつ足しながら使っていきます。あとは上記のパウダーと同じ手順で塗っていくだけでOK。最後にスポンジで抑えるとさらに肌に吸着してツヤ肌になりますよ。

チークブラシ

 

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𝚜𝚊𝚛𝚒❤︎(@____.sally.____)がシェアした投稿 – 2020年 4月月26日午前5時14分PDT

チークブラシは、ファンデーションブラシよりも一回り小さいものを選びましょう。ファンデーションの時と同様にパウダーを筆に含みなじませたら、頬にブラシを置いてくるくるとパウダーを密着させていきます。

 

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SATOE(@loodysatoe)がシェアした投稿 – 2018年10月月3日午前7時08分PDT

ちなみに、チークを入れる位置は目の下。ぽてっと丸く入れれば簡単にトレンドの血色メイクに。数年前までは頬骨に入れるのが流行りましたが、このチークの入れ方は実は面長を強調してしまうので注意が必要です。

ハイライト・シャドウブラシ

 

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amy(@amyyyak)がシェアした投稿 – 2019年12月月7日午前12時35分PST

ハイライトやシャドウブラシには、アイシャドウブラシやチークブラシを使用してもOK。初心者の方は毛の部分が小さい方が扱いやすいかと思います。兼用する場合は色移りがないようにティッシュでオフしてから使いましょう。

ポイントメイクブラシの使い方

メイクブラシを使用することで、付属のチップよりもふんわりナチュラルな色づきになります。この項目では、アイメイクとリップメイクそれぞれのブラシの使い方をみていきましょう。

アイブロウブラシ

 

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みなみ(@mi.naa.mi)がシェアした投稿 – 2020年 4月月17日午後11時24分PDT

アイブロウブラシと合わせて、スクリューブラシも使用します。アイブロウをパウダーで塗ることでナチュラルで主張しすぎない眉に仕上げることができますよ。手順は以下の通りです。

1.スクリューブラシで自眉毛の流れを整える
眉頭から眉の流れに沿って流れを整えましょう。

2.アイブロウパウダーをブラシに含ませる
パウダーを含ませたブラシを手の甲でさらになじませます。色をミックスさせたい時もこの時点で行います。髪の毛の色よりも少し軽めの色を選ぶと抜け感が出て◎

3.塗る
流れに沿って一通り塗ったら、毛の隙間などを薄く埋めるように塗るだけでOK。スクリューブラシで再度流れを整えて完成です。

 

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𝗡𝗮𝗻𝗮𝗺𝗶(@chibichan773)がシェアした投稿 – 2020年 4月月30日午前7時26分PDT

ちなみに、眉を塗る濃さが全部均一だとワイルドすぎる印象になってしまいます。眉を塗る際のポイントは濃淡をしっかりつけること。眉山の中央部分は濃く塗り、眉頭や眉尻は自眉に合わせてうっすら塗ることでナチュラルな美眉が完成しますよ。

アイシャドウブラシ

 

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M•A•C ららぽーとEXPOCITY店(@mac_lalaport.expocity)がシェアした投稿 – 2020年 4月月24日午後5時48分PDT

アイホールとライン、それぞれアイシャドウブラシの大きさが異なるものを使用するのがおすすめです。アイホールには大きめの毛が柔らかいタイプ、グラデーションを作る際には一回り筆先が小さいタイプを選びましょう。

使い方は、パウダーをブラシに含ませ手の甲でなじませたら塗るだけ。アイシャドウパレットのいちばん薄い色(ハイライトでもOK)から順に、グラデーションを作っていきます。
最後にのせるカラーはブラシの幅に合わせると自然な仕上がりになって◎

リップブラシ

 

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yurika ueki💋(@y.makeup.u)がシェアした投稿 – 2018年 8月月10日午前3時34分PDT

リップブラシを使うことで唇の輪郭をくっきりと印象付けることができます。特にオーバーリップやグラデーションリップに挑戦してみたい方には、リップブラシが必須アイテム。

以下の使い方を参考に、自分のイメージを明確にしながらリップメイクしてみてくださいね。

1.色味を調整
自分のリップにくすみやシミがある場合はリップ用コンシーラーで調整します。リップを塗り、しっかり保湿しておきましょう。

2.輪郭を書く
ブラシにリップを取り、口角から口山に向かって唇の輪郭を書いていきます。唇が薄いとクールな印象に、ぽってりと厚めの唇は女性らしさを演出してくれますよ。

3.輪郭の中を塗る
さらにブラシにリップを取り、輪郭の中を塗っていきます。上下の境目は口を開けて村長いように仕上げてくださいね。

ブラシを駆使していつものメイクをもっと楽しく

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MINX/mari okamoto/岡本麻利(@marista_minx)がシェアした投稿

普段のメイクもより魅力的に仕上げることができるメイクブラシ。初心者の方はもちろん、皆さんこれを機会に正しい使い方を知って、いつものメイクをもっと楽しんでくださいね。