紫外線の量が一番多い時間帯はいつ?対策は季節や時間ごとに最適な方法を

太陽の光は私たちが生きてく上で欠かせない要素のひとつですが、紫外線は私たちの肌にさまざまな悪影響を与えているんです。そして、肌ダメージを最小限に抑えるためにも、時間や季節によって大きく異なる紫外線量をしっかり把握しておかなければなりません。
そこで今回は、時間や季節ごとにどのぐらいの紫外線量が降り注いでいるのかを知った上で、それぞれの時期に最適な紫外線対策の方法をお伝えしていきます。夏本番を迎える前に、ぜひ参考にしてみてくださいね!

紫外線が私たちにもたらす悪影響とは?

実は、私たちの肌の衰えやシミの原因の約6割は紫外線と言われているんです。そのため、紫外線予防を怠っていると、知らず識らずのうちに肌へ悪影響を与えていたり数年後にシミやシワを作ってしまうことも。まず、紫外線が肌にもたらす悪影響をこの項目で確認していきましょう。

肌が衰えシミを作る原因に

まず第一に、肌の衰えが挙げられます。年齢を重ねるごとに体や肌が変化していくのはごく自然なこととして知られています。しかし、実は肌の老化に関しては、年齢よりも紫外線が大きく関わっていることがわかっているんです!その割合は紫外線が約8割、年齢や遺伝が約2割ほど。紫外線がその大部分を締めていますね。

肌や皮膚を作るために非常に重要な構成要素のひとつである成分に「コラーゲン」があります。コラーゲンは肌にハリや弾力を与える役割を担っていますが、これは紫外線に当たることで次第に分解され、どんどん量が少なくなってしまうんです。
コラーゲンの量が低下した肌はハリがなくなり、たるみやシワといったトラブルを引き起こします。

DNAに悪影響を与え皮膚ガンのリスクを高める

DNAに影響があると聞いてもピンとこないかと思いますが、簡単に言うと肌が強い紫外線を浴びることで、皮膚ガンのリスクを高めてしまうんです。紫外線が強い海外に、色白な女性の皮膚ガン患者の方が多いのはそのためです。

紫外線は、短時間で健康な細胞を不規則に壊す力をもっているんです。実際に、環境省の紫外線環境保健マニュアルにて以下のように述べています。

地表にいる我々が浴びる紫外線のうち、UV-Bは量は少ないのですが、皮膚の細胞の DNAに 傷をつけてしまいます(図 2-3)。皮膚の細胞にはこの DNAの傷を切り取って正しい DNAに 戻す仕組みが備わっています。しかし、DNAの傷害が度重なると、直し間違いが起こり、誤った遺伝情報(突然変異)が生じることがあり、それが皮膚がんの原因になると考えられていま す。

出典;環境省-紫外線環境保健マニュアル

紫外線を浴びた影響は、数十年経過してから体に出てきます。将来を考えると、紫外線対策は今から始めるべきなんですね。

季節別に見る!紫外線の量

では、この項目から実際の紫外線の量を季節や地域ごとに見ていきましょう。こちらは東京の年間の紫外線量をグラフ化したものです。

(引用;気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」)

みなさんご存知の通り、日照時間の長い夏場は一番紫外線量が多い季節です。しかしここで注目してほしいのが、3月の春から5月や6月の初夏にかけても紫外線が一定量降り注いでいるということ。

実際に、梅雨だからといって紫外線対策を怠っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?量に多少の変化はあっても、紫外線は1年を通して降り注いでいるのです。

1年中紫外線対策が必要

このことから言えるのが、紫外線対策は1年中行うべきだということ。朝のスキンケアのついでに日焼け止めも行うことを習慣化し、夏場はサングラスや日傘などもプラスして外出しましょう。

時間別に見る!紫外線の量

では次に、時間別に紫外線の量を見ていきます。こちらはつくばの1日(2020.⒌31)の紫外線量の変化をグラフ化したものです。

(引用;気象庁「時別UVインデックス(観測値)の毎日の推移グラフ」)

グラフでもわかるように、基本的に紫外線は10時〜14時にかけて多く降り注いでいるとされています。この時間帯はこまめに日焼け止めを塗り直したり必要最低限の外出のみにしたりと、常に意識しておきたいところです。

ちょっとした外出時にも紫外線対策を忘れずに

とはいえ、紫外線は朝6時から少しずつ降り注ぎ始めます。朝の洗濯を干す際やゴミを出すとき、夕方の買い物や帰宅など、少しの外出でもしっかり対策をしておきましょう。

地域によって異なる紫外線の量に注意

(引用;環境省「紫外線環境保健マニュアル2008」)
最後に、地域によっても紫外線の量が大きく異なります。南の県が北の県よりも暖かいように、赤道に近い県ほど注意が必要なのです。旅行先に暖かい地域を選ぶ際は紫外線にも気をつけてみてくださいね。

すぐにできる対策方法は?

すぐにできるUVケアとしては、以下のような対策が挙げられます。ぜひできることから早速実践してみてください。

・サングラスや帽子やアームカバーを着用する
・歩いている時は日傘を使用する
・外出中は日焼け止めをこまめに塗り直す
・着るUVカットパーカーなどを着用する
・サプリなどで内側から対策する

シーン別に日焼け止めを変えると肌への負担もダウン!

敏感肌や肌を労りたいと思う方の中には、「強い日焼け止めを毎日塗るのは気がひける」「肌を休ませる日もほしい」と感じる人もいらっしゃるかと思います。そのような方は、シーン別に日焼け止めや紫外線対策方法を変えるのがおすすめです。

例えば、ちょっとした外出時にはUVカット効果がある化粧下地で済ませたり、なんども塗り直す時間がない日にはウォータープルーフ機能付きの日焼け止めを使用したりなどです。

また、紫外線は室内にいても窓を通して肌へ侵入してきますから、外出するしないに関わらず、日焼け止めはひとつのスキンケアと捉えてしまうのが良いでしょう。

ノーメイクの日も日焼け止めは塗ろう

「今日はメイクしなくていいか」という日でも、日焼け止めだけは塗るよう徹底してくださいね。これからの季節、肌の露出が多いファッションも増えていきますから、顔だけではなく腕やデコルテなどの塗り忘れにも注意が必要です。

▼日焼け止めの選び方や正しい塗り方に関しては、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。

肌を守るためにも正しい日焼け対策が必須!


今回は、時間や季節ごとに変化する紫外線の量について徹底解説しました。ぜひ本記事を参考にして、自分なりの日焼け対策を確率してみてくださいね。今日の紫外線対策が、数年後の肌の状態を大きく左右させる鍵になっていますよ!