クッションファンデを使うときに「下地は必要なの?」という疑問を抱いたことがある方は、少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、クッションファンデを使うときに下地は必要なのかどうかを解説します。
またクッションファンデと一緒に使うべき下地の選び方や、クッションファンデの基本的な塗り方&使い方についてもご紹介しますので、最後まで読んで、正しいクッションファンデの使い方を身に着けてくださいね。

そもそもクッションファンデに下地は必要?

まずは、「クッションファンデに下地は必要なの?」という、よくある疑問に回答します。
クッションファンデを使うときは、下地を使わなくても基本的には問題ありません。理由は、クッションファンデには下地効果やUVカット効果を有しているものが多いから。中にはフェイスパウダーも不要で、クッションファンデのみでベースメイクを完成させられるものもあります。そのため、時短メイクに適しているコスメと言えます。
ただし、ベースメイクのモチを良くしたりファンデーションの厚塗りを防いだりしたい場合は、下地を塗った方が良いでしょう。
そのため結論としては「クッションファンデを使用する場合下地は使わなくても問題ないが、よりベースメイクの仕上がりやモチを良くしたいなら使った方が良い」ということになります。

クッションファンデと一緒に使う下地の選び方

クッションファンデと下地を一緒に使う場合には、どのような下地を選んだら良いのでしょうか。クッションファンデと一緒に使うべき下地の選び方を解説します。

テカリや皮脂崩れを予防してくれるもの

クッションファンデは、ツヤ肌に仕上げてくれるタイプのものが多いです。そのため仕上がりはとてもきれいなのですが、やや化粧崩れしやすいところが難点と言えます。
テカリや皮脂崩れを予防してくれるタイプの下地は、そんなクッションファンデの弱点を補ってくれるので、一緒に使うのにぴったり。ベースメイクのモチをアップさせてくれるので、頻繁にメイク直しができないような日にもおすすめです。

毛穴カバー効果があるもの

毛穴などお肌の凹凸を埋めるようにカバーしてくれる下地を使えば、クッションファンデのノリがアップします。毛穴が気になる方は、毛穴カバー効果が期待できる下地(部分用下地でもOK)をクッションファンデ前に使ってみてください。

カラーコントロール効果があるもの

くすみや赤み、血色感の無さなど、お肌の色味が気になる場合には、カラーコントロール効果のある下地を使うのがおすすめです。ちなみに、カラーコントールベースの選び方は、基本的には以下のようになります。参考にしてください。

クッションファンデと下地の基本的な塗り方

クッションファンデと下地を一緒に使う場合の、基本的な使い方を解説します。正しい塗り方をマスターして、きれいな肌作りをしましょう。

下地の使い方

下地は、薄く均一に伸ばすことがとても大事です。厚塗りになったりムラになったりしてしまうと、上から重ねるファンデーションのムラやヨレの原因にもなりますので、注意しましょう。

下地を適量手の甲に出したら、まず「おでこ・鼻・あご・頬」に点置きしてから、伸ばします。下地を馴染ませるときには、お肌をこすらないように気を付けてください。
毛穴カバー用の下地を使う場合は、毛穴が気になる部分に塗り込むように馴染ませると、きれいに仕上がります。くるくると指で円を描くように塗ると良いですよ。

クッションファンデの使い方

クッションファンデを使う場合は、まず付属のパフにファンデをとります。とる量は、パフの3分の1程度でOKです。パフにたっぷりとってしまうと厚塗りになりやすくなってしまうため、気を付けてください。

お肌に塗るときは、顔の中心から外側に向かって、パフでお肌をトントンと優しくタップするような感じで馴染ませていきます。小鼻など細かい部分は、パフを折り曲げてしっかりフィットさせて塗ると、きれいな仕上がりになりますよ。

クッションファンデを馴染ませた後は、お好みでフェイスパウダーをつけてください。ツヤ肌が好きな場合や、表面がさらっとした質感に仕上がるクッションファンデを使用する場合は、フェイスパウダーを使わなくてもOKです。

クッションファンデ×下地で隙のない肌へ

クッションファンデは簡単にきれいなお肌に仕上げることができる、非常に優秀なベースコスメです。下地なしでも使えますが、下地があると、より一層きれいな仕上がり&モチをアップさせることができるため、おすすめです。

今回解説したのは基本的な内容ですが、クッションファンデを使う上で押さえておいて損はありません。クッションファンデを活用したいと思っている方の参考に、少しでも本記事がなれば幸いです。