「美は1日にしてならず」と言うように、毎日のスキンケアによりお肌の調子は左右されます。無意識におこなっていたスキンケア方法が、もしかしたらニキビや乾燥を引き起こす原因になっているかもしれません。

今回は、ついついやってしまう間違ったスキンケアについてご紹介します。スキンケアのNG行動を少し見直すだけで、肌の調子が良くなるかもしれません。ぜひ参考にしてくださいね!

間違ったスキンケア~クレンジング編~

まずは、クレンジングに関する間違ったスキンケアをご紹介します。クレンジングのNG行動としては、必要以上に肌をこする・摩擦するという点が挙げられます。具体的に見ていきましょう!

クレンジングしながら顔のマッサージをする

クレンジングオイルなどで、メイクを落としながら顔をマッサージするのはあまり良くありません。クレンジングと同時にマッサージすると、メイク汚れを顔に擦りつけていることになります。

クレンジングで浮き出たマスカラやラメが摩擦で肌にこすれ、肌に必要な皮脂まで奪っていくのです。顔のマッサージは、クレンジング以外のときにおこないましょう。

ほぼ毎日クレンジングシートでメイク落とし

シート型のメイク落としは、摩擦による肌への負担が大きくなります。特に、マスカラやアイライナーなどは落ちにくいので、クレンジングシートで目元を何度もこすってしまいがちです。

目元の皮膚は薄く、色素沈着しやすい部分なので気をつけなくてはいけません。たとえ面倒でも、洗い流すタイプのクレンジングを使う方がおすすめです。

間違ったスキンケア~洗顔編~

洗顔のときのスキンケアは、特に乾燥肌さんが気を付けたいポイントが多いです。少し洗顔方法を変えるだけでNG行動を避けられるので、さっそく確認してみましょう。

シャワーを浴びるついでに洗顔する

シャワー中の洗顔の問題点は、シャワーの温度と水圧の強さです。洗顔に適したお湯の温度は、乾燥肌の方で30℃台前半、それ以外の方は35℃前後がいいとされています。

熱いお湯での洗顔は肌の乾燥を加速させ、強い水圧は皮脂を必要以上に奪ってしまいます。もしシャワー中に洗顔するなら、温度をぬるくして手で優しく洗い流すようにしましょう。

1分以上洗顔をする

洗顔にかける目安時間は、長くても1分程度が良いといわれています。

1分以上洗顔フォームで顔を洗っている人は、肌が摩擦で刺激されて乾燥やニキビの原因になっているかも。洗顔は、約30秒~1分を目安に洗ってみてくださいね。

間違ったスキンケア~基礎化粧品編~

つづいては、化粧水・美容液・乳液など普段使っている基礎化粧品についてのNG行動です。基礎化粧品を使うときのポイントは、目安量・目安時間を守ることといえます。

化粧水の1回の使用量が少ない

化粧水や美容液などは、目安量より少なく使うと充分な効果を得られない可能性があります。デパコスや少しお高めのアイテムを使っていると、「もったいなくて少な目に使っちゃう」という方もいるのではないでしょうか?

本来の保湿効果などを得るためにも、基本は目安量を守って使うようにしましょう。

シートマスクを目安時間より長く放置している

シートマスクを長時間放置していると、逆に肌が乾燥しやすくなります。水分は乾燥している方に移動する性質があり、シートが時間とともに乾燥してくると、肌の水分が奪われるそうです。

また、シートマスクよりも洗い流すパックの方が美容液効果が高いことが多いので、シートマスク以外を使ってみるのもおすすめですよ。

間違ったスキンケア~メイク・UVケア編~

最後に、普段のメイクやUVケアに関する間違ったスキンケアをご紹介します。誰にでも起こる肌荒れや、将来のシミ・シワに繋がるNG行動なのでしっかり見直していきましょう。

ニキビの上からファンデーションを塗る

ニキビの上にファンデーションを重ねてしまうと、肌が刺激されて悪化を招いてしまうかもしれません。ニキビは触らないようにして、刺激を避けることが大事です。

特に、カバー力の高いファンデーションは、肌への負担が大きいので要注意です。ニキビに張る専用シールの上から化粧したり、フェイスパウダーなどでうっすらカバーするに留めるようにしましょう。

外出するときしか日焼け止めをつけない

シミ・シワの原因になる紫外線は、家の中にも入ってきます。外出時だけでなく、家の中でも日焼け止めをつけると紫外線から肌を守ることができます。

日当たりのいい部屋は、遮光カーテンを利用して日差しを遮ることも有効です。家の中ではSPF値の低い日焼け止めを塗るだけで充分なので、面倒でもUV対策は念入りにおこないましょう。

スキンケアのNG行動を見直して美肌をつくろう!

今回は、ついついやってしまう間違ったスキンケアについてご紹介しました。

まとめ

間違ったスキンケアを見直して、ツルツル美肌を目指しましょう!