格安SIMには様々な種類があり、特徴も大きく異なるので、人によって選ぶべき選択肢は異なります。
この記事では様々な格安SIMの料金やサービス内容を比較して、それぞれどんな人にとっておすすめかをシンプルかつわかりやすく解説します。
格安SIMは支払額や通信量などがバラバラ!料金を比較してみました
格安SIMには種類がたくさんあり、それぞれ月額料金や通信量などが違っています。
まずは主な格安SIM7社の月額料金の違いを見ていきましょう。
スマートフォンの通信量は、人によって大きく異なってきます。
今回はネットやSNSをたまにする人程度なら十分な3GBと、動画や音楽などもある程度しっかり楽しめる10GB程度のプランで月額料金を比較してみました。
<3GB、10GB程度のプランにおける月額料金の違い>
3GBプランの月額料金(税抜) | 10GBプランの月額料金(税抜) | |
UQ mobile | 1,980円 | 2,980円 |
Y!mobile | ~6ヶ月目1,980円、7ヶ月目~2,680円(10分かけ放題対応、1年間は4GB通信可能) | ~6ヶ月目2,980円、7ヶ月目~3,680円(10分かけ放題対応、1年間は13GB通信可能) |
楽天モバイル | 2,980円で使い放題(au回線エリアは月5GB) | |
LINEモバイル | 1,480円 | 3,200円(12GB) |
OCNモバイルONE | 1,480円 | 2,880円 |
IIJmio(タイプD) | 1,600円 | 3,260円(12GB) |
mineo(Dプラン) | 1,600円 | 3,220円 |
※当てはまる容量がない格安SIMは、近い容量のプランを掲載しています。
比べてみて3GBプランが安かったのはLINEモバイルやOCNモバイルONE、10GBプランが最安だったのはOCNモバイルONEでした。
あなたにおすすめの格安SIMは?比較結果をもとに解説!
料金が最安なのはOCNモバイルONEでしたが、他の付加価値も考慮すると、一見高そうに見えるUQ mobileやY!mobileなども魅力的な選択肢になります。
格安SIMの特徴を比較しつつ、どんな人にはどの格安SIMがおすすめかを続けて解説するので参考にしてください。
料金の安さ最重視の人にはOCNモバイルONEがおすすめ
OCNモバイルONEはドコモ回線の格安SIMで、1GBから30GBまでの幅広い容量を選んで契約できます。
月額料金(税抜) | |
1GB | 1,180円 |
3GB | 1,480円 |
6GB | 1,980円 |
10GB | 2,880円 |
20GB | 4,400円 |
30GB | 5,980円 |
OCNモバイルONEはどのプランもとても割安に設定されているので、安さを何よりも重視したい人におすすめの格安SIMです。
安く快適に通信したい人にはUQ mobileがおすすめ
UQ mobileはau回線の格安SIMで、auを展開するKDDIが自ら手がけている格安SIMです。
月額料金(税抜) | |
3GB | 1,980円 |
10GB | 2,980円 |
一見高額なUQ mobileですが、自社で携帯電話の膨大な通信回線を所有しているので、回線が混み合いやすい時間帯でも一般的な格安SIMと比べて速度が下がりません。
お昼休みや夜に動画を見たり、アプリをダウンロードしたりする機会が多い場合は、UQ mobileがおすすめです。
通話とメールをよく使う人にはY!mobileがおすすめ
Y!mobileはソフトバンクが手掛ける格安SIMで、UQ mobileと同じく自社所有の広い回線をそのまま使えるために格安SIMの中でも速度が安定して高速です。
月額料金(税抜) | |
3GB(1年間4GB) | ~6ヶ月目1,980円7ヶ月目~2,680円 |
10GB(1年間13GB) | ~6ヶ月目2,980円7ヶ月目~3,680円 |
14GB(1年間17GB) | ~6ヶ月目3,980円、7ヶ月目~4,680円 |
さらにY!mobileは、大手携帯会社のメールアドレスへしっかりメールを送れる専用のメールアドレスを無料で使えるメリットもあります。(UQ mobileは月額200円)
月額料金は一見高額ですが、10分かけ放題が付いているので10分以内の通話では料金がかかりません。
通話とメールをよく使う方は、Y!mobileを検討してみてください。
通信量を気にせず自由に通信したい人には楽天モバイルがおすすめ
楽天モバイルは料金プランが月額2,980円(税抜)の1種類のみで、5Gや4Gで無制限の通信を行えます。
通信量の上限がないので、動画をたくさん見たりSNSを長い間楽しんだりしても問題ありません。
ただし楽天回線のエリア外だとauの回線に繋がるしくみで、au回線エリアでは毎月5GB通信すると1Mbpsに速度を制限されることにご注意ください。
動画やゲームをたくさんする場合は、自宅などが楽天回線エリア外だとすぐ速度制限にかかってしまうかもしれないので、OCNモバイルONEやY!mobileなどの大容量プランも要検討です。
LINEやSNSの通信量が多い人にはLINEモバイルがおすすめ
LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンク回線から好きなSIMカードを選んで契約できる格安SIMで、ソフトバンクの子会社です。
LINEモバイルは料金プランが4種類です。
月額料金(税抜) | |
500MB | 1,100円 |
3GB | 1,480円 |
6GB | 2,200円 |
12GB | 3,200円 |
LINEモバイルではLINEがもれなく使い放題で、月額280円(税抜)のオプション「SNSデータフリー」を契約すればさらにTwitterとFacebookも使い放題になります。
月額480円(税抜)の「SNS音楽データフリー」を申し込めばさらに以下の4つも使い放題にできるので、普段使うサービスに応じてオプションを選びましょう。
・LINE MUSIC
・AWA
・Spotify
SNSや音楽サービスを使い放題にして通信量を節約したい方は、LINEモバイルを選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回の3GBや10GB程度のプランにおける月額料金比較では、OCNモバイルONEがとくに安い料金でした。
しかし速度、快適さ重視ならUQ mobileやY!mobile、自由に通信したいなら使い放題の楽天モバイルなど、使い方によってベストな格安SIMは変わってきます。
自分の使い方を振り返りつつ、最も使い勝手が良い格安SIMを見つけて申し込んでみてください。