自然体な人といるだけで肩の力がすっと抜けることもありますよね。
自然体でいるためにはどのようなことを心がければよいのでしょうか?
今回の記事では自然体な人の6つの特徴と自然体に近づく6つのポイントをご紹介します。
自然体な人の6つの特徴
自然体な人には6つの特徴があります。
- 自分を使い分けていない
- 自分を受け入れている
- 自分軸をしっかりと持っている
- 自分を大事にしている
- 孤独を恐れていない
- 人の気持ちを理解できる
それぞれくわしく見ていきましょう。
(1)自分を使い分けていない
自然体な人は『自分』を使い分けていません。
家族向けの自分、友だち向けの自分、仕事向けの自分など、シーンによって『自分』を使い分けている人も多いですよね。
しかし、どれが本当の自分なのか分からなくなり、ストレスを感じてしまうことはありませんか?
自然体な人は『自分』を使い分けることはなく、ありのままの『自分』でよしとしています。
キャラを演じていないので表裏がなく、誰からも信頼されます。
(2)自分を受け入れている
自然体な人は、自分の長所と短所を受け入れています。
そのため、コンプレックスを無理に隠したり、見栄を張ったりすることはありません。
自分の長所を知っているので、他人の長所も見つけることも得意です。
自分の短所を知っているので、他人の短所を許すことも得意です。
自然体な人は人それぞれに長所と短所があることを知っているので、人間関係で悩むことも少なくなります。
(3)自分軸をしっかりと持っている
自然体な人は、自分軸をしっかりと持っています。
そのため、周りに流されることなく物事を考えることができます。
自分軸がないと周りの意見に流されやすく、時には自分を誤魔化したり、自分に嘘をついてしまうこともありますよね。
自然体な人は自分の気持ちに正直に生きているので物事に動じない特徴があります。
(4)自分を大事にしている
自然体な人は、自分を大事にしています。
自分を大事にしているので、自分にとってマイナスな人間関係は築きません。
自然体な人は『自分』と『他人』の境界線を引くのが上手な人です。
無理やり自分のプライベートに入ってくる人には距離を置きます。
自分のことを大事にしてくれる人には同じように相手も大事にします。
(5)孤独を恐れていない
自然体な人は、孤独を恐れていない人です。
自然体な人は夢や目標をしっかりと持っている人が多いので、日々の出来事は目標に向かう『過程』の1つとしか考えていません。
また、恋人や結婚、友人といった枠組みに縛られることもありません。
自然体な人は自分だけのゴールを目指して進んでいるので、ある意味とても自由な人ともいえます。
(6)人の気持ちを理解できる
自然体な人は、人の気持ちに共感する能力が長けています。
人の痛みや苦しみを理解しているので、自然体で振る舞っていても、人を嫌な気持ちにさせることはありません。
人の努力や頑張りに共感できるので、他人のことでも自分のことのように喜ぶことができます。
自然体に近づく6つのポイント
自然体に近づくために以下の6つのポイントを日頃から心がけてみましょう。
- 自分の自然体を探してみる
- 自分と他人の短所を許してみる
- 自分の喜怒哀楽をきちんと認識する
- 自分の好きを見つける
- 自分の時間をつくる
- 夢や目標を見つける
(1)自分の自然体を探してみる
まずは自分の中にある『自然体』を探すことから始めてみましょう。
シーン別に使い分けていた『自分』から『ありのままの自分』を見つけるには時間がかかります。
ゆっくりでいいので、自分が心地よいと思える『自然体な自分』を探してみてください。
自然体な自分を見つけたら、少しずつその自分を表に出して生活してみましょう。
(2)自分と他人の短所を許してみる
自然体に近づくために自分と他人の短所を許してみましょう。
自分に優しくできれば、他人にも優しくなれます。
他人に優しくなれれば、自分にも優しくなれます。
他人の短所を許す合言葉は『まぁ、いっか。』です。
「〇〇さんってマイペースだよなぁ、でも、私もマイペースだし、まぁいっか。」と気楽に考えてみることから始めてみましょう。
(3)自分の喜怒哀楽をきちんと認識する
自然体な人は、日頃から自分の喜怒哀楽をしっかりと認識しています。
上司に「君は何をやってもダメだ」と傷つくような言葉を言われたとしましょう。
「なんでそんなことを言うのかな・・・」と落ちこむ前に、自分の怒りと悲しみの感情を認識することが大切です
「私は上司にダメだと言われてとても怒りを感じている。やれることは全てやったんだから。努力を認めてもらえなくて悲しい」と言葉に表してみてください。
相手に伝えるのではなく、メモや独り言で気持ちを吐き出します。
自分の喜怒哀楽を表に出すことで感情を認識しやすくなります。
自分の感情を認識できるようになれば、自然体で過ごしても情緒が不安定になることはありません。
(4)自分の好きを見つける
自然体な人は、自分の『好き』を大切にしています。
なので、自分の『好き』を見つけることから始めてみましょう。
旅行をするのが好き、美味しいスイーツを食べるのが好き、好きな俳優のドラマを見るのが好き・・・など、どんなことでも構いません。
自分の『好き』を見つけて、自分の心を満たしましょう。
心が満たされれば、自然体でも明るいオーラを放つことができます。
(5)自分の時間をつくる
自然体な人は、自分の時間をつくることが得意です。
自分の時間をつくることで心にゆとりを持つことができます。
カフェで過ごしてみたり、休日は1人で映画を観たり、自分と過ごす時間をつくってみましょう。
1人の時間を充実させれば、他人と過ごす時間にストレスを感じることは少なくなります。
(6)夢や目標を見つける
自然体な人は、夢や目標を持っている人です。
夢や目標を持っているので、一時的な人間関係に悩みにくい特徴があります。
自然体でいることは、周りの出来事にとらわれないことでもあります。
夢や目標を見つけて、自分だけのロードマップをつくりましょう。
まとめ
自然体でいるためには、心のゆとりが必要です。
自宅にいてもLINEやSNSを通して人と交流しなくてはいけない時代ですが、たまには通知をオフにして、ゆったりと家での時間を過ごしてみてください。
心にゆとりができれば、自然体でも明るく穏やかな雰囲気を纏えるようになるでしょう。