みなさん普段のメイクにフェイスパウダーを使っていますか?「めんどくさい」「効果がわからない」と、ないがしろにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな後回しにされがちなフェイスパウダーですが、実は普段のベースメイクをワンランク格上げしてくれる優秀アイテムなんです。
そこで今回は、フェイスパウダーの使い方をはじめ、その効果や種類を初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます!ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそもフェイスパウダーとは?

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う き こ(@pual_ukiko)がシェアした投稿 – 2020年 5月月19日午前5時13分PDT

簡単に言うと、フェイスパウダーとは、メイクの仕上げに使われるコスメのことです。ベースメイクの最後に使用することで、主に以下のような効果があります。

・肌の皮脂分泌を抑えメイク崩れを防止
・ファンデを肌にぴったり吸着させ毛穴をカバー
・テカリを防ぎサラサラな肌が続く
・商品によってはUVカット効果があるものも

見てわかる通り、フェイスパウダーは脂性肌の方には欠かせないアイテムなんです。また、湿気の多い季節や暑い夏の時期にも、私たちの心強い味方になってくれます。
ほかにも、「仕事中はなかなかメイク崩れを直している時間が取れない!」という方にも、フェイスパウダーは必須アイテムですね。

ファンデーションと何が違うの?

ファンデーションが顔のくすみやシミをカバーしてくれるアイテムなのに対し、フェイスパウダーに高いカバー力はありません。あくまでファンデーションの吸着をサポートし、仕上げに使われるのがフェイスパウダーです。

正しい使う順番やタイミングはいつ?

フェイスパウダーを使うまでの手順を、ここでおさらいしておきましょう。

リキッドファンデの場合

スキンケアで肌をしっかり保湿→日やけ止め→下地やコントロールカラー→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー→チークなどのポイントメイク

パウダーファンデの場合

スキンケアで肌をしっかり保湿→日やけ止め→下地やコントロールカラー→コンシーラー→パウダーファンデーション→フェイスパウダー→チークなどのポイントメイク

フェイスパウダーの種類と特徴

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オンリーミネラル(@onlyminerals)がシェアした投稿 – 2020年 5月月11日午前1時00分PDT

フェイスパウダーには大きく分けて2種類があり、カバー力や仕上がりの質感も大きく異なります。それぞれの特徴を知った上で、自分のメイクスタイルに最適なものを選んでくださいね。

ルースパウダー

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ココロとカラダにいいものマルシェ Cheek!(@cheek_marche)がシェアした投稿 – 2020年 3月月15日午後3時59分PDT

ルースパウダーとは粉タイプのフェイスパウダーのこと。ナチュラルな仕上がりとさらさらとした質感が特徴です。肌に一枚レースを纏わせるような軽い感覚になります。
リキッドファンデなど柔らかいテクスチャーのファンデとの相性が良く、程よく自然なツヤを演出することができます。

プレストパウダー

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𝚜𝚑𝚒𝚘𝚛𝚒(@____mmy.s)がシェアした投稿 – 2019年 5月月17日午後7時31分PDT

プレストパウダーは、ぎゅっと固められたフェイスパウダーのことをいいます。ルースパウダーのように粉が舞うこともないため、持ち運びにも便利です。
肌馴染みが良くカバー力も多少あるのがプレストパウダーの特徴。ナチュラルよりかは、隙のないマット肌が好みの方におすすめです。ニキビ跡などのポイント使いにも役立ちますよ。

それぞれに必要なツールと使い方を紹介

多くのフェイスパウダーには付属のパフがついていますが、これらもフェイスパウダーの種類によって変えてあげることで、さらに魅力的な仕上がりが叶うんです。
この項目では、ルースパウダーとプレストパウダーそれぞれに使用するメイクツールと、その使い方を解説していきます。

▼「メイクブラシ揃えてないな…」という方はこちらの記事も合わせてチェックしてみてください。初心者が揃えるべきメイクツールを紹介しています。
メイクブラシの種類と選び方を解説!初心者が揃えるべきメイクブラシとは?

ルースパウダーはメイクブラシでふんわり仕上げる

ルースパウダーにはメイクブラシを使うのがおすすめです。ふんわり肌に馴染ませれば、ムラなくパウダーが広がり軽やかでナチュラルな仕上がりになりますよ。さらさら肌が好みの方にはブラシを使用しましょう。
ちなみに、パウダーをTゾーンのみにつけると、ツヤが残って立体感のある顔に仕上がりますよ。

プレストパウダーはパフで優しく押さえる

プレストパウダーは、パフでおさえるようにしてつけることで、マットな陶器肌を仕上げることができます。コンシーラーを塗った部分はぽんぽんと、軽いタッチで抑えるのがコツ。強く叩き過ぎるとヨレの原因になってしまうので注意してください。
パフはふたつに折って使うことで、目の周りや小鼻もきれいに塗ることができます。この辺りのメイク崩れが気になる方はパフのポイント使いもおすすめです。

フェイスパウダーの色の選び方

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᷀᷁ᵀᴼᴹᴼᴷᴼ(@loveby___t)がシェアした投稿 – 2020年 3月月28日午前9時22分PDT

最後に、フェイスパウダーの色とそれぞれの色が肌に与えてくれる印象をご紹介します。自分のメイクスタイルや肌の色に合わせて最適なものを選んでみてくださいね。

クリア

もっともナチュラルな仕上がりが叶うクリアタイプ。自然派の方はもちろん、自分の肌の色やファンデーションの質感を活かしたい方にもおすすめです。
カバー力はありませんが、どのようなファンデーションともマッチするので悩んだら、まずはこちらを選んでみましょう。

オークル・ベージュ

小麦肌の方にぴったりのオークルやベージュカラー。日焼けした肌にも白浮きしないのがメリットです。ただ、重ねづけしすぎると厚塗り感が出てしまうカラーなので注意が必要です。

また、意外に思われるかもしれませんが、ブルベ肌の方が使用するとヘルシーな印象になるのでおすすめです。ぜひトライしてみてください。一方イエベ肌さんとベージュや黄味がかったフェイスパウダーの相性は良くありません。余計にくすみを目立たせてしまいます。

ホワイト・パープル

ハイライトのような役割も担ってくれるホワイトやパープル。パールが入ったタイプはくすみ飛ばしにも有効で、部分使いすればコントロールカラーとしても使うことができますよ。白くなりすぎないよう量には気をつけましょう。

ピンク

イエベ肌の方におすすめなのがピンクカラーです。くすみピンクのベールをかければ、程よい透明感と血色感を演出してくれるため、赤ちゃん肌のようなフォギーな仕上がりが叶います。統一感がでるため、赤やピンク系のメイクとも相性抜群ですよ。

フェイスパウダーでメイク崩れ知らずの肌へ

https://www.instagram.com/p/B6eke5zntXe/

フェイスパウダーの役割は、ベースメイクをきれいに仕上げること。メイクにベールをかけるようなイメージで簡単にサラサラ肌を叶えてくれます。
「メイク崩れが気になる」「さらさら肌をキープできない」と悩む皆さんは、まずメイクにフェイスパウダーを取り入れてみてくださいね。暑い季節が来るまえに、お気に入りのアイテムもゲットしましょう!