ベースメイクは、お化粧全体の完成度を左右すると言われるほど重要です。しかし中には、
「ベースメイクってどこまでやればいいの?」
「お化粧するのが初めてで右も左も分からない!」
周りには「今さら?」と言われそうで、なかなか聞きづらい疑問を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ベースメイクの初歩的な疑問や、失敗しないための3つのポイントについてお答えしていきます!
ベースメイクはスキンケアからフェイスパウダーまで!
一般的にベースメイクに含まれるのは、スキンケアからフェイスパウダーまでの流れです。
ベースメイクはお化粧の土台となりますので、ベースメイクの仕上がりによって顔全体の印象が変わるともいえます。洗顔や基礎化粧品で素肌を整えて、ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーなどを用いて顔の色ムラや気になるシミ・クマを隠します。
ベースメイクの塗る順番や詳しいポイントなどは、こちらの記事で解説していますのでご覧ください!
参考記事:【基本にして重要】ベースメイクの順番をしっかりマスターしよう
ベースメイクのあとはポイントメイクをする
ベースメイクの次におこなうのが目元・口元などのポイントメイクです。
ポイントメイクの種類
目元:アイシャドウ・アイライナー・マスカラ
眉:アイブロウ・眉マスカラ
頬・フェイスライン:チーク・ハイライト・シェーディング
くちびる:リップ・グロス
ポイントメイクをすることで、表情の華やかさや美しさをさらに引き立たせてくれます。
ちなみに、横着してベースメイクをせずに、いきなりポイントメイクをするのはおすすめできません。ベースメイクで肌の色ムラをカバーしていないと、アイメイクやリップメイクが悪目立ちして浮いた印象になってしまいます。
また、ベースメイクにはお化粧の色付きを引き立たせたり、ポイントメイクの崩れを防ぐ役割もあります。せっかくかわいい色のアイシャドウやチークを塗っても、色が目立たなかったりすぐ取れてしまうのは残念ですよね。
さらに、目元ぱっちりのアイメイクや、ほんのり色付いた血色を演出するチークを映えさせるためにも、ベースメイクは重要となっています。
ベースメイクで失敗しない最低限のポイント3つ
ベースメイクが上手くいくかどうかで、メイク全体の仕上がりに影響します。
もし仮にベースメイクを失敗してしまうと、すべてのメイクをやり直すハメになりかねないので失敗は避けたいところ。
この項目では、ベースメイクを失敗しないためにも、最低限知っておきたいポイントを3つご紹介します。
化粧下地をちゃんと使う
スキンケアで肌を整えたら、必ず化粧下地をつけてメイクをスタートさせましょう。化粧下地をつけるとファンデーションが肌の上を滑りやすくなり、塗りムラが出来にくくなります。
また、化粧下地により汗・皮脂が抑えられるため化粧崩れも少なくなりますよ。日焼け止め効果のある化粧下地を使えば、顔のUV対策にもなるのでおすすめです。
厚塗りしない
ベースメイクを厚塗りしてしまうと、その上にのせたポイントメイクが崩れやすくなるだけでなく、見た目がよくありません。
厚塗りしたファンデーションが肌に馴染まずボソボソしていると、綺麗になるはずのお化粧が逆効果です。肌のアラをファンデーションで隠そうとして、ついつい塗り重ねて最終的に濃くなりすぎた、なんてことは避けたいですね。
また、気になるシミ・クマなどはファンデーションだけで隠そうとせず、部分的にコンシーラーを使うようにすると厚塗りを防げます。化粧下地とファンデーションは、肌に薄いヴェールを覆わせる程度にサラッと塗るのがおすすめです。
肌の色にあったファンデーションを選ぶ
肌の色より明るいファンデーションを塗ると、白浮きして違和感があるうえにぼんやりとした印象になってしまいます。実際に、「顔と首の色が違う」のは、メイク初心者さんによくある失敗です。
また、ファンデーションを選ぶときは、テスターを使って自分の肌の色と馴染んでいるかを必ず確かめましょう。化粧売り場の販売員さんに相談して、ファンデーションを選んでもらうのもいいかもしれません。
明るい肌色に見せたいなら、化粧下地のあとにコントロールカラーを塗るのもおすすめです。コントロールカラーは肌の内側から明るくなったような仕上がりとなり、ファンデーション自体の色を明るくするよりも自然なトーンアップができます。
まとめ
今回は、今さら周りには聞きにくいベースメイクの疑問についてまとめました。
ベースメイクとは、化粧水などのスキンケアからフェイスパウダーまでのことを指します。目元・口元などのポイントメイクを引き立たせるためにも、土台となるベースメイクは重要な役割を果たします。
そして、ベースメイクを失敗しないための3つのポイントは『化粧下地を使う・厚塗りしない・ファンデーションの色に気をつける』です。
ベースメイクが上手くいけばメイク全体の仕上がりも良くなりますので、ぜひ意識してメイクしてみてください。