「最近疲れやすいし、なんだか体がだるい」

気温は涼しくなったのに、夏バテのような症状に悩まされている方もいるのではないでしょうか?それ、もしかしたら『秋バテ』かもしれません。秋バテになると食欲不振や頭痛、体のだるさが表れやすくなります。

そこで今回は、秋バテを予防・改善するための5つの方法をご紹介します。「食べるものを少し変えるだけ」など生活に取り入れやすい方法ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね!

食欲不振や疲れやすい体、それって「秋バテ」かも

秋バテは、次のような症状が特徴です。

症状は夏バテと似ていますが、異なる点は症状が表れる時期です。夏バテは真夏の8月頃に起こり、秋バテは涼しくなった9月~10月頃に起こります。

秋バテになるのは、『自律神経の乱れ』『1日の気温の寒暖差』が原因とされています。秋バテを予防するには自律神経のバランスを整え、寒暖差により滞った血行を改善することが大切です。

秋バテを予防するには、血行を良くして自律神経を整える

秋バテ予防・改善のカギは、『自律神経を整えること』と『血行を良くすること』です。
具体的には次のような5つの方法があります。

  1. ビタミン豊富な食事をとる
  2. ハーブティーを飲む
  3. アロマでリラックスする
  4. ヨガで体を動かす
  5. 睡眠をしっかりとる

ひとつずつ詳しくご紹介していきます。

秋バテ予防①ビタミン豊富な食事をとる

ビタミンは、自律神経を整えるのに役立つ栄養素と言われています。ビタミン以外にも「GABA(ギャバ)」というアミノ酸の一種も、自律神経のバランスをとるのに適してます。

具体的な食材と、期待できる効果は次の通りです。

 

栄養素 食材 効果
ビタミンB1 豚肉

大豆類

くり など

疲労回復に役立つ。脳や末梢神経の糖質(炭水化物など)代謝を助ける。
ビタミンC ブロッコリー

ほうれん草

キウイ など

ストレス解消を助ける。ビタミンCは体内で作れないので、体外からの摂取が必要。
GABA トマト

発芽玄米

味噌 など

リラックス効果を高める。不足すると交感神経が優位になり寝付きにくくなる。

ビタミンが体内に不足しないよう、意識的に摂取していきましょう。

秋バテ予防②ハーブティーを飲む

ハーブティーの中には、血行促進やリラックス効果を期待できる茶葉が多くあります。秋バテ予防におすすめのハーブティーを3つご紹介します。

 

 

温かい飲み物は体を中から温めて、血行を良くすることができます。ハーブティーの香りは気分が落ち着くので、疲れた体を癒してくれそうですね。

秋バテ予防③アロマでリラックスする

アロマには、香りで自律神経を整える作用があります。おすすめのアロマは次の通りです。

 

 

アロマオイルをたいて、1日の中でリラックスタイムを作ってみてくださいね。

秋バテ予防④ヨガで体を動かす

1日に10分だけでも運動すると、血の巡りが良くなり体が温まります。普段運動しない方は、ヨガなどの軽い運動から始めるのがおすすめです。

ヨガの基本的な呼吸法である腹式呼吸(ふくしきこきゅう)は、リラックス効果と血行改善を促します。腹式呼吸は息を吸ったときにお腹がふくらみ、息を吐いたときにお腹がへこむ呼吸法です。

ヨガは丁寧で大きな呼吸になるため、体内の酸素の巡りが良くなり、心身ともに安定した状態に近づくのです。

秋バテ予防⑤睡眠をしっかりとる

体の不調を整えるためには、しっかりと睡眠をとることが欠かせません。寝ているときは副交感神経が優位になり、体がリラックスして効果的に休養をとることができます。

しかし、睡眠が不足すると交感神経が活性化してしまい、自律神経のバランスが崩れてしまいます。交感神経が優位なままだと寝付きが悪くなりまた寝不足になる、という負のループにはまってしまうのですね。

睡眠時間はしっかりと確保し、良質な眠りで体を休めるようにしましょう。

 

▼質のいい睡眠をとるための方法を知りたい方はコチラ

【肌荒れ】睡眠不足は美容に悪影響!眠りの質を上げるための方法3選

秋バテを予防して疲れにくい毎日を

今回は、秋バテ予防におすすめの方法5つをご紹介しました。

秋バテを予防・改善するには、『自律神経を整えること』と『血行を良くすること』が重要です。そのためには、ビタミンを意識的に摂取したりリラックス効果を高めるアロマをたいたり、身近なことから生活に取り入れてみてください。

疲労感やだるさを解消して、秋バテを撃退しましょう!